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2021年09月08日 令和3年第6回定例会(第3号) 本文
2021年09月08日 令和3年第6回定例会(第3号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2021-09-08
    2021年09月08日 令和3年第6回定例会(第3号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2021年09月08日:令和3年第6回定例会(第3号) 本文 (362発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (三日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和三年九月第六回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっております。新型コロナウイルス感染症対策として、シフト表の二のとおり、議員の皆さんの移動をお願いをいたします。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和三年九月八日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃二番    │一、漁業関係について           │市長および ┃ ┃吉田泰秀君 │ (1)七月の臨時議会で漁業者に燃料費に関  │担当部課長 ┃
    ┃      │  して支援をしていただいたが、その後  │      ┃ ┃      │  の反響は。              │      ┃ ┃      │ (2)八月の台風で長洲の港に大量のゴミが  │      ┃ ┃      │  流れ込み、漁師さんたちが漁に出られ  │      ┃ ┃      │  ない状況が続いた。港内にゴミが入ら  │      ┃ ┃      │  ないように対策は出来ないか。     │      ┃ ┃      │二、新型コロナウイルス感染症に関して   │      ┃ ┃      │ (1)最近宇佐市でも感染者が増加している  │      ┃ ┃      │  が、今の現状をどのように捉えている  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)何か対策などを考えているか。     │      ┃ ┃      │ (3)感染者増加により北部保健所が大変な  │      ┃ ┃      │  状況にあると聞くが、濃厚接触者のう  │      ┃ ┃      │  ちPCR検査陰性者で経過観察が必要  │      ┃ ┃      │  な人に関して市で対応が出来ないか。  │      ┃ ┃      │ (4)宇佐市内におけるコロナ感染者増加に  │      ┃ ┃      │  あたりグリーンパークホテルうさ  │      ┃ ┃      │  どを利用して感染者の療養施設として  │      ┃ ┃      │  活用できないか。           │      ┃ ┃      │三、長洲地区に伝わる初盆行事で御殿灯篭  │      ┃ ┃      │ の唯一の制作者が昨年十月に死去され、  │      ┃ ┃      │ 長洲の御殿灯篭が途絶えると思われた   │      ┃ ┃      │ が、若手後継者が跡を継ぎ今年も六基の  │      ┃ ┃      │ 御殿灯篭を作りあげた。全国的にも類を  │      ┃ ┃      │ 見ない長洲の御殿灯篭を守るために何か  │      ┃ ┃      │ 支援が出来ないか。           │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃六番    │一、地域のために             │市長、教育長┃ ┃川谷光紹君 │ (1)新型コロナウイルス感染症への不安が  │および   ┃ ┃      │  高まる中で、うさ抗原検査センターの  │担当部課長 ┃ ┃      │  ニーズが増加した。緊急的に設置した  │      ┃ ┃      │  同センターであるが、設置から約半年  │      ┃ ┃      │  になる。ここで現在までの成果や課題  │      ┃ ┃      │  について振り返り、今議会で提案され  │      ┃ ┃      │  ているうさ抗原検査センターの設置延  │      ┃ ┃      │  長がより良くなるように検討しては。  │      ┃ ┃      │ (2)新型コロナウイルスに感染された方   │      ┃ ┃      │  で、宿泊療養となった方は大分市内の  │      ┃ ┃      │  ホテルで過ごしているとのこと。大分  │      ┃ ┃      │  県では、中津市・日田市内に対象地域  │      ┃ ┃      │  を追加して宿泊療養できる施設を募集  │      ┃ ┃      │  している。現在の状況と課題、今後の  │      ┃ ┃      │  見通しについて大分県とどのように連  │      ┃ ┃      │  携をとっているのか。         │      ┃ ┃      │ (3)地区で敬老の祝い行事をするための補  │      ┃ ┃      │  助金として、一人当たり七百円の老人  │      ┃ ┃      │  の祝い金を宇佐市がだしている。以前  │      ┃ ┃      │  から、事前の協議会で千円にして欲し  │      ┃ ┃      │  いとの要望が何度となく出されている  │      ┃ ┃      │  と聞く。昨年は、コロナ禍のなかで敬  │      ┃ ┃      │  老行事ができず、お祝いの品を渡した  │      ┃ ┃      │  地区が多かったとのこと。消費税も増  │      ┃ ┃      │  税され、物価も上がるなか、老人のお  │      ┃ ┃      │  祝い金を千円にしてはどうか。     │      ┃ ┃      │ (4)異常気象による災害が、例年のように  │      ┃ ┃      │  発生するようになった。集中豪雨等が  │      ┃ ┃      │  あった際には、四日市の中心部では浸  │      ┃ ┃      │  水被害が起きている。緊急的な対応と  │      ┃ ┃      │  長期的な万全な対応の二つをとらねば  │      ┃ ┃      │  ならないと考えるが、市の見解は。   │      ┃ ┃      │二、子どもたちのために          │      ┃ ┃      │ (1)子どもたちの親族や、子どもたち本人  │      ┃ ┃      │  が新型コロナウイルスに感染する事例  │      ┃ ┃      │  が増えてきている。「正しく恐れる」  │      ┃ ┃      │  ために、市内の小中学校でも様々な場  │      ┃ ┃      │  面で教育してきていると聞く。現在ま  │      ┃ ┃      │  での振り返りと、今後の方針は。    │      ┃ ┃      │ (2)新型コロナウイルス感染症拡大防止  │      ┃ ┃      │  のため、ギガスクール構想を前倒しし  │      ┃ ┃      │  てタブレット端末を充実させてきた。  │      ┃ ┃      │  小中学校の夏休みも延長され、八月   │      ┃ ┃      │  いっぱいを臨時休業としたが、今後も  │      ┃ ┃      │  臨時休業が想定される。高校では進ん  │      ┃ ┃      │  でいるタブレット端末の配布だが、小  │      ┃ ┃      │  中学校では進んでいない。現在までの  │      ┃ ┃      │  取り組み状況と課題について、また今  │      ┃ ┃      │  後の活用方針について伺う。      │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃八番    │一、ゼロカーボンシティを目指す取り組み  │市長および ┃ ┃多田羅純一君│ について                │担当部課長 ┃ ┃      │ (1)脱炭素化の市内削減効果はどのように  │      ┃ ┃      │  見込んでいるか            │      ┃ ┃      │ (2)公用車の電動化はどのように検討され  │      ┃ ┃      │  ているか               │      ┃ ┃      │ (3)市民への周知はどのように考えている  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │二、井戸水等の飲用について        │      ┃ ┃      │ (1)井戸水等を飲用している家庭はどのく  │      ┃ ┃      │  らいあるか              │      ┃ ┃      │ (2)何年も検査をしていない井戸の水質検  │      ┃ ┃      │  査代は助成出来ないか         │      ┃ ┃      │ (3)災害発生時、避難所周辺の安全な井戸  │      ┃ ┃      │  水等の水源は明確になっているか    │      ┃ ┃      │三、単身高齢者の見守りについて      │      ┃ ┃      │ (1)単身高齢者の現状はどのような状況か  │      ┃ ┃      │ (2)安否見守りサービス等の導入は検討出  │      ┃ ┃      │  来ないか               │      ┃ ┃      │四、うさし子育て応援企業認証制度につい  │      ┃ ┃      │ て                   │      ┃ ┃      │ (1)現在の登録状況はどのような状況か   │      ┃
    ┃      │ (2)今後子育てしやすい職場を増やしてい  │      ┃ ┃      │  く方策はあるか。           │      ┃ ┃      │五、豊前善光寺駅の駐輪場整備について   │      ┃ ┃      │ (1)屋根付き駐輪場の整備は現在どのよう  │      ┃ ┃      │  な状況か伺う             │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃九番    │一、院内町特産「ゆず」の今後について   │市長および ┃ ┃河野睦夫君 │  院内町の「ゆず」は、昭和四十年代よ  │担当部課長 ┃ ┃      │ り朝夕の気温差を活かし、日当たりが良  │      ┃ ┃      │ く風の影響を受けにくい傾斜地に団地形  │      ┃ ┃      │ 成を進め、産地化を図ってきました。し  │      ┃ ┃      │ かし、昨今は生産者の高齢化、後継者不  │      ┃ ┃      │ 足により作付面積や生産量も減少してい  │      ┃ ┃      │ る状況である。             │      ┃ ┃      │ (1)柚子生産者及び出荷量の現状は。    │      ┃ ┃      │ (2)本市の農産品の中で「ゆず」はどのよ  │      ┃ ┃      │  うに位置づけされているのか。また、  │      ┃ ┃      │  今後、生産者に対してどのような支援  │      ┃ ┃      │  を考えているのか。          │      ┃ ┃      │ (3)以前より、ゆず団地での鳥獣被害は聞  │      ┃ ┃      │  かれていたが、今年に入り特にシカに  │      ┃ ┃      │  よる被害が多く聞かれる。ゆず団地に  │      ┃ ┃      │  おける鳥獣被害の状況と今後の対策   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │二、土砂災害防止対策について       │      ┃ ┃      │  全国各地で集中豪雨に見舞われ、甚大  │      ┃ ┃      │ な被害が発生したというニュースが頻繁  │      ┃ ┃      │ に報道されています。市内の住民の安   │      ┃ ┃      │ 心・安全を確保するため万全の策を講じ  │      ┃ ┃      │ る必要がある。             │      ┃ ┃      │ (1)市内における土砂災害警戒区域、土砂  │      ┃ ┃      │  災害特別警戒区域の現状は。また、斜  │      ┃ ┃      │  面崩壊等の土砂災害を未然に防止する  │      ┃ ┃      │  ための対策は。            │      ┃ ┃      │ (2)市内にある危険な状態にあるため池の  │      ┃ ┃      │  現状は。また、維持管理できないため  │      ┃ ┃      │  池や不要なため池への対策は。     │      ┃ ┃      │三、市営住宅の管理について        │      ┃ ┃      │  市営住宅は住宅に困っている低所得の  │      ┃ ┃      │ 方に安い家賃で住んでもらえるよう、国  │      ┃ ┃      │ の補助金と市の負担により建設された公  │      ┃ ┃      │ 営住宅ですが、近年、老朽化がすすみ管  │      ┃ ┃      │ 理ができていない住宅も多く見受けられ  │      ┃ ┃      │ るのが現状である。           │      ┃ ┃      │ (1)市が管理する公営住宅の管理戸数と空  │      ┃ ┃      │  き部屋の戸数は。           │      ┃ ┃      │ (2)空き部屋を見学した際に、部屋の中に  │      ┃ ┃      │  ゴミが散乱して非常に汚かったと聞い  │      ┃ ┃      │  たが、現状は。また、入居者が退去後  │      ┃ ┃      │  の維持管理はどのように行っているの  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │四、放課後児童クラブの施設整備について  │      ┃ ┃      │  院内中部放課後児童クラブは、現在、  │      ┃ ┃      │ 院内支所裏にあるプレハブを利用し運営  │      ┃ ┃      │ されています。しかし、プレハブの屋   │      ┃ ┃      │ 根、天井の問題や空調設備等の老朽化に  │      ┃ ┃      │ より、夏の炎天下には室内温度が上昇す  │      ┃ ┃      │ るなど悪環境となる。コロナ禍での換気  │      ┃ ┃      │ の問題、利用する子供たちや支援員の健  │      ┃ ┃      │ 康面からも早急な対応が必要と考える   │      ┃ ┃      │ が、市の見解は。            │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)皆さんおはようございます。本日、トップバッターを務めます議席番号二番 求道会の吉田でございます。  最近ですね、もう朝夕とめっきり涼しくなってですね、暑い夏が終わり、秋が訪れるのが間近に迫っているなという感覚がものすごくあります。その中でですね、秋といえば文化の秋や読書の秋など、いろいろの秋の例えがありますけど、私に関してですね、もう目下食欲の秋で、今から山の幸、海の幸おいしいものがたくさん出てきます。その中でですね、今このコロナ感染、こういう状況ですので、なかなか外食等は難しいと思いますが、インターネットなどを利用してですね、お取り寄せをして家でしっかり秋を堪能していきたいと思います。  それでは、一般質問に入ります。  一項目め、漁業関係について。  一点目、七月の臨時議会で、漁業者に燃料費に関して支援をしていただいたが、その後の反響は。  二点目、八月の台風で長洲の港に大量のごみが流れ込み、漁師さんたちが漁に出られない状況が続いた。港内にごみが入らないような対策はできないか。  二項目め、新型コロナウイルス感染症に関して。  一点目、最近宇佐市でも感染者が増加しているが、今の現状をどのように捉えているか。  二点目、何か対策などを考えているか。  三点目、感染者増加により北部保健所が大変な状況にあると聞くが、濃厚接触者のうちPCR検査陰性者で経過観察が必要な人に関して、市で対応できないか。  四点目、宇佐市内におけるコロナ感染者増加に当たり、グリーンパークホテルうさなどを利用して感染者の療養施設として活用できないか。  三項目め、長洲地区に伝わる初盆行事で、御殿灯篭の唯一の制作者が昨年十月に死去され、長洲の御殿灯篭が途絶えると思われたが、若手後継者が後を継ぎ、今年も六基の御殿灯篭を作り上げた。全国的にも類を見ない長洲の御殿灯篭を守るため、何か支援はできないか。  一回目の質問を終わります。よろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、吉田泰秀議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、新型コロナウイルス感染症に関してについての一点目、宇佐市の現状をどのように捉えているかについてでありますが、八月に入り本市でも感染者が増え始め、二十一日には過去最多である二十二人の感染が確認されたほか、市役所からもクラスターが発生をいたしました。  県内でも、感染力が強いデルタ株に置き換わるとともに、家族間感染、飲食店関連や帰省に伴う若い世代の感染者が増加いたしております。本市の感染状況は、九月に入り少し落ち着きを見せておりますが、今後も予断を許さない状況と捉えております。  二点目、何か対策などを考えているかについてでありますが、第一は基本的な対策の徹底であります。入念な手洗いと手指消毒、マスクの着用、三密の回避、換気の徹底、また感染が拡大している地域との不要不急の往来は控えるよう、これまで以上に市民の皆さんにお願いをいたしております。  第二はワクチン接種の加速化であります。感染状況から見て、ワクチンは感染防止と重症化予防に極めて高い効果が認められます。現在、高齢者等の接種がほぼ完了したため、計画を前倒しし全対象年齢の方の接種を加速させているところであります。  第三は抗原検査であります。うさ抗原検査センターは、議員各位の御賛同をいただき、二か月間延長し十月末までとしたところであります。同センターの活用により、感染への不安解消や感染拡大を早期に抑止することができると考えております。  三点目、濃厚接触者のうちPCR検査陰性者で経過観察が必要な人への市の対応についてでありますが、新型コロナウイルス感染症については、感染症法に基づき国及び県が中心的な役割を担っており、保健所において住民や医療機関からの相談や受診調整、行政検査としてのPCR検査、入院調整、健康観察など、陽性者や濃厚接触者のフォローアップなどを行っております。  議員お尋ねの、濃厚接触者のうちPCR検査が陰性者で経過観察が必要な人については、県より情報提供を受けていないため、市としての対応は困難でありますが、県が必要な調整を行っているということでございます。  四点目、グリーンパークホテルうさなどを利用して感染者の療養施設として活用できないかについてでありますが、県の宿泊療養施設の募集概要によりますと、一棟おおむね五十室以上で一棟貸しが可能であること、居室にはいずれも風呂、トイレ、冷暖房設備が準備されていることなどが要件とされております。  運営会社であるF&Tホールディングスが県に確認したところ、宿泊療養施設としての要件を満たしていないため、グリーンパークホテルうさの活用は困難だと伺っております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、一項目めの漁業関係についてと、三項目めの長洲の御殿灯篭への支援についてを、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さんおはようございます。経済部長の出口でございます。二番 吉田議員の一般質問にお答えします。  一項目め、漁業関係についての一点目、漁業者に燃料費に関して支援をしていただいたが、その後の反響はについてですが、漁業者事業継続支援として県漁協宇佐支店に所属する正組合員に対し、漁船操業のために本年七月、八月及び十月に給油した燃油代の七割を上限として補助を行っており、漁業者からは操業負担が軽減されて助かるとの声を聞いております。また、本年七月の使用燃油代は六月と比較して約一・五倍となっていることから、漁業者支援につながっているものと考えております。  二点目、長洲港内にごみが入らないように対策はできないかについてですが、長洲漁港は第二種漁港で管理者は県となっております。市では、台風や大雨などにより泊地内に流木やごみなどの漂着が想定される際には、県と連携して漁港の使用主体である県漁協宇佐支店に対し、オイルフェンスの設置など事前の流入防止対策をお願いしているところです。  また、漂着物により漁業者の操業に影響が出るおそれがあるときには、漁業者などからの要望に応じて、県へ迅速な対応をお願いしているところでございます。今回の台風九号による漂着物につきましても、台風が過ぎた翌日には撤去作業を開始し、迅速に対応していただいております。  なお、市では本年度、水産振興特別事業として、県漁協宇佐支店より要望がありますごみ等の流入防止用オイルフェンスの購入支援を行う予定としております。  次に、三項目め、全国的にも類を見ない長洲の御殿灯篭を守るために何か支援ができないかについてですが、長洲の御殿灯篭は初盆行事として、初盆家庭が豪華けんらんな灯篭を飾って新仏を供養し、盆の最後に墓地でこれを燃やして送り出す行事で、他の地域では見られない特色のある行事であることから、長洲の初盆行事として、平成二十八年三月に記録作成等の措置を講ずべき国の選択無形民俗文化財となっております。  昨年、唯一の御殿灯篭制作者が亡くなられ存続か危ぶまれましたが、これまで工房を手伝ってこられた方が後を継ぎ、今年は依頼のあった六基の御殿灯篭を製作したと伺っております。  このような地域に根差した伝統文化の継承に係る支援としまして、市では平成二十九年度に有形・無形の文化財の指定のいかんを問わない未来につなぐ地域文化継承活動補助金を創設いたしました。この補助金は、地域文化の振興や活性化を図るため、将来の伝統文化を担う人材の育成等、伝統芸能や文化の保存、継承等に取り組む自治区や団体に対して補助金の交付を行うもので、その活動や継承の支援を行っているところでございます。  以上で答弁を終わります。
    ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁を終わりましたが、再質問があれば許します。  二番 吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)では、一点目から、一項目めから再質問させてもらいます。  一項目めの一点目、その後の反響はということなんですけど、これはもう私もですね、周りの漁師さんからいろいろ話聞いてですね、こんなにありがたいことはないと。今までにない、賦課金にしてもそうですし、今回の燃料費にしてもそうですし、やっぱり我々漁師たちも見捨てられてないなというような思いで頑張っています。  その中でですね、漁師さんによっては、売り先等がいろいろ違う、漁法が違う漁師さんもおるんで、全てが全て満足している状況ではないんですけど、自分的にもですね、燃料費を気にしなくて漁に出てもらえる、燃料費が軽減されれば経費削減として利益につながるちゅう思いだったところもあるんですけど、やはりですね、いまだに水産会社の買い控え等があって、漁には出るけど売り先がない、だからなかなか思い切った漁にも出れないんだというような現状も聞いています。  それ以外にも、ありがたい声として、今までやったら燃料費を気にして、このくらいの距離で止めておこうというのが、思い切って今後に向けてですね、新たな漁場の開拓等にもつながる。この支援自体は三か月しかないんですけど、その先見据えた、一年先、二年先も見据えたところの漁場開拓ができていると。だから、明るい未来というかですね、兆しがある、この支援に関してはですね、そういうありがたい声も聞いています。  今後、先ほど言った、今一番問題とされているところが売り先のところなんですけど、そういうところ、例えば市が協力してもらえるとかいうのは可能なんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下でございます。吉田議員の再質問にお答えいたします。  今既にどのような手段があるかという答えを持ち合わせてないんですけど、今後、他の市町村の事例等をですね、研究しながら調査研究を行っていきたいと思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。しっかり今回の支援に関してもですね、調査を行ってもらってですね、支援するだけじゃなくて、どういう効果が出たのか、どういうところが足りなかったのかというのも、ちょっと今後の材料にしていただいてですね、しっかりと漁師さんに寄り添って支援をしていってもらいたいと思います。よろしくお願いします。  それで二点目なんですけど、これも毎年、今からの時期、台風がですね、訪れてきます。その中でも、年々大型の台風となり、ごみがもう尋常じゃないぐらい港に入ってですね、この答弁にもあるように、県へ迅速な対応をお願いしているところですというところの話なんですけど、台風というのはもう来る進路等で予測できるわけですよね。いつぐらいに来るというのが。やっぱり業者さんたちの話を聞いたら、とても迅速な対応とは思えないと言われるのが、業者に関してもそうやし、業者がよく言われるのが重機がないと。どこも台風被害で重なるんでですね、重機が出払って、ないと。  だから、前もって予測できることに関しては、例えば重機のリースを予約しておくとか、それだったら、前回、台風九号についても、翌日のごみ撤去に関しても、やはりもうちょっと早く対応できたのではないかと。やはり自然相手というかですね、海には満ち引きがあるんで、満ち潮のときじゃないとごみの撤去ができない。重機が届かないからですね。引き潮になったら結局作業ができない。だけ、もう作業時間も限られているわけですよね。  漁師さんたちいわく、こういう台風等が来た後、その翌日とかの漁ほど魚が取れる日はないと。この九号に関したらちょうどお盆前で、最後の出荷を控える大事な時期だったんだけど、結局、港にごみがあって漁に出れなかった。漁師さんたちも、要はごみ撤去に関して強制ではないけど協力して、ごみ撤去に体を出した、だからやっぱり漁には出れなかったという声を多く聞きます。  もう単純明快にですね、一番はやっぱ港に入らないために、ごみが入らないためにどうするかっち。このオイルフェンスに関しても、もうここ数年間はしてもらっているんですけど、ちょっとそのオイルフェンスも自分見させてもらったんですけど、それもとてもじゃない、大人一人二人じゃ動かせるような代物ではなくてですね。前回の一般質問のときも言わせてもらったんですけど、予測できるから設置はできるわけですよね。オイルフェンスの設置に関してはできるんですけど、先ほど言うた潮の満ち引きがあるんで、引き潮と風向きによったら、湾内にたまったごみがその潮の流れでごみが出ていく可能性もあるという中で、オイルフェンスを張って、いざ、じゃあそれを外すってなったときに、人がなかなか集まらないと。オイルフェンスがあって出ていくはずのごみが湾内にたまったままの状況だから、結局作業が難航する。それだったらもうオイルフェンスは必要じゃないんじゃないかという声を多く聞きます。  その中で、湾内に入ったごみに関して、撤去するのに四百立米を超えないと県からの支援金がもらえないという話を聞いてですね、四百立米以下だったら長洲の漁協のほうがその撤去作業に関しての負担をしないといけないという話を聞きました。その内容、ちょっと詳しく御存じであれば教えてもらっていいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下でございます。再質問にお答えします。  先ほど議員が言われた漂着物の四百立米なんですけど、この四百立米に関して言いますと、県が撤去する際に災害復旧事業で対応する基準が四百立米ということで、四百立米に満たない場合は、違う事業で撤去作業を実施するというふうにですね、県のほうからは聞いております。ですから、四百立米以下でも撤去作業のほうは県が適切に行うということで市のほうは理解しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。自分が聞いた話はですね、四百立米以下だったらその費用を一部出さないといけない。長洲支店にしても、あんまりちゅうか財政的にお金がないんで、できればそういう経費も削減したいから、組合長が、要はそのごみの撤去に関する判断基準が鈍るということで、この九号のときも組合さんと組員の中でやっぱりかなり口論になって、やっぱり漁に行きたい漁師さんたちは、一日も早く、一時間も早くごみを撤去してほしいという依頼を出したんですけど、結局その四百立米の壁ちゅうのがあったので、なかなか組合長のほうも判断が遅れたという話を聞いたんでですね、ぜひそういう内容であればですね、また、組合長のほうにですね、お伝え願ってですね、すぐ操業できるようにしてほしいと思います。  例えば、長洲の港は上のほうから三つあるんですけど、一番下の魚市場がある港が結構大きくてですね、そこに、ほかの台風時のときに漁船を避難させて、あそこに水門造るっちゅうか、ごみの流出を防ぐような装置をつけるというのは、県に要望するのはいかがなもんでしょう。難しいことなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下です。再質問にお答えします。  漁業者、漁協を通じてですね、必要だという判断があればですね、協力しながらですね、県に要望していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)自分が多く聞くのは、もう何十年からの悩みなんや。毎年この時期はいつもこの悩みで、繰り返されるんやという話を聞いていますのでですね、また、そこら辺も調査していただいてですね、何が、水門が全てとは思いません。でも何がいいのか、ちょっと検討していただくというのはどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長 木下です。吉田議員の再質問にお答えします。  どういう方策がいいのかにつきましても、県と協議しながらですね、いろんな事例等を調査研究のほうを行って、要望できるものがあれば要望していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。よろしくお願いします。  それでは、二項目めに移りたいと思います。  もう今一番関心があるというかですね、一番大事な問題ではないかなというコロナ関係の話なんですけども、すごく長く続いている中でやっぱりウイルスは進化する状況の中でですね、一点目にある現状をどのように捉えているかというところで、答弁でもデルタ株や家庭感染、昔はもう飲食店一色みたいな話だったんですけど、このようにウイルス自体がかなり変化してきて感染状況も変わってきている中で、何かそれに対して対策等は立てられていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。  今、市では対策を三つ考えておりまして、まず、答弁書の中にもありましたけれども、基本的な対策、まず、入念な手洗いや手指消毒、マスクの着用、三密の回避、換気の実施の徹底、そして不要不急の往来を避けるというところであります。  次に、ワクチンの接種についてであります。  そして三点目にですね、抗原検査センターの活用を考えておりまして、市の感染防止対策の三つの柱として啓発をしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)その対策に関して、前回というか昨年の同時期と比べて大きく変わった点ってありますか。今回の、今の現状、デルタ株とかが出てきている中でですね、感染状況も変わっていく中で、前と違う感染対策というか、そういうのはございますか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  大きな違いはございません。ただ、最近は夏ですので冷房を入れております。換気を徹底していただかないと、やっぱり飛沫感染ということが考えられますので、そういったところを感染防止を徹底していくということであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)感染防止の三点目の抗原検査、これの延長はもうすごくありがたいな、助かっているなという声を多く聞きます。  やっぱり先ほど言うた、ウイルスは進化する部分がありますので、そういうところもしっかり見ていただいてですね、今後の対応等も、できるだけ早め早めじゃないですけど、そういうふうな対応を心がけていただきたいと思います。よろしくお願いします。  三点目に行きます。  自分の知っている方が濃厚接触者に認定されてですね、その体験談を話聞いて、今本当にこの北部保健所っちゅうのは大変な状況にあるなというのを、もうほんとひしひしと感じました。  答弁にもあります、国及び県が中心的な役割を担っており保健所において住民や医療機関から相談や受診調整とあります。結局、県より情報が入ってないため市としての対応は困難ですという答弁があったんですけど、今は県が必要な調整を行っているところですと。この必要な調整というのは、結局スピードが必要だと思うんですよね。これというのは、もういつぐらい答えが出るとかいうのは、先が見えていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  県の北部保健所も大変な今御苦労されていることと思っております。大分県では原則、感染者の方は入院かホテル療養ということになっております。自宅療養ということでは、人数は新聞等で上がっておりますけれども、本人が強く希望する場合であるとか本当に軽症の方だけとなっておりまして、その方が少し症状が出たときは入院をするとか、家族がいらっしゃってホテル療養のほうに変わるとか、そういった対応をされているようです。県がいろんな調整をしながら、今のところはそれで感染対策をですね、しているような状況であります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。先ほど言うた、自分の知り合いが濃厚接触者として認定されて、そのちょっと話をさせてもらいたいんですけど、まずですね、保健所から電話かかってきて、濃厚接触者の疑いがあるから翌日の何時までに保健所に来てPCR検査を受けてくれという一報がまず入ったんですよね。それが、翌日の朝九時三十分。これもう、ちょっとお盆前の話なんですけど。  検査を受けて、まずその人が感じたのがですね、結局コロナウイルスに関してそういう検査をする場所、だから相当厳重な警戒の中という思いがあったんですけど、行ってみて、駐車場の受付は誰もいず、その駐車場近辺で子供が遊んでいるような状況、これで大丈夫なんかなち、まず思ったらしいんですよね。  今、商工会議所が職域接種を医師会病院のほうでしています。この医師会病院でしているのに関しても、商工会議所の職員や商工会議所の青年部の方がボランティアで駐車場整理とか受付の補助とかいうのをボランティアでしている状況があります。そういう職域接種に関して、そういうところができてるのに、一番主な保健所がそれができてない。もうこれは、もう人間が足りない証拠だとその方は言っていました。  検査を受けた後に、本日夕方五時までに陽性か陰性かの結果が出るんで連絡しますということを言われて、家に帰って自宅待機をしてたんですけど、五時までには電話がかかってこず、もうものすごく不安に陥ってですね、北部保健所に電話したけど、五時を過ぎてたんで業務を停止していますというアナウンスが流れて一向につながらない。その中でですね、やっぱり濃厚接触者で検査結果も出てない中、家族とも会えず、誰にも相談できず、もう一人で不安な時間を過ごしていたんですけど、夜九時ぐらいになって電話かかってきて、陰性でしたと。遅れたことに対して申し訳ありませんちゅう、すごく丁寧な口調で話されたそうです。  でも、その中での理由の一つとして、やはり陽性者を優先しましたということで、それに関しては理解をしているんですけど、五時に電話するっち約束した以上、その五時までに電話ないと不安というのはものすごく増すから、そういうところも保健所で手が足りんのやったら、どうか支援ちゅうかですね、人の支援とかできる環境はできんのんかという話を聞きました。  それで、その後、まあ陰性だったんですけど、二週間の自宅待機を北部保健所から要請されてですね、その人は自分で会社ちゅうか自営業者で、北部保健所の方に、じゃあ二週間療養している間の自分たちの生活費等はどうなるのかという質問をしたときにですね、私は担当外なんでそれに関しては分かりませんという答えをいただいたそうです。  そういう状況だったら、保健所の方に確認したときに、一度陰性が出て、また体調が悪くなって陽性者に変わる日にちとしては何日ぐらいですかって。大体三日目から四日目ぐらいが一番可能性が高いですと。でも、その中で、まれにですね、十日を過ぎてもやっぱり陽性が出る方もいますということを言われたんですよね。二週間の自宅療養が必要やと。  それは本人も理解したみたいなんですけど、その中で結局、自営業者は自分が仕事をしないと収入が得られない。自分たちが食べていくことも、家族を養うこともできない状況の中で、その人も、そういう支援がないかいろいろ調べたんですけど該当するのがなかったという答えやったんですけど。  ちょっと商工振興課のほうに聞きたいんですけど、宇佐市としてもそういうところの協力があれば、もうちょっと自宅療養なり、しっかり本人が自覚して協力体制ができるんじゃないかなと言われたんですけど、そういう支援等はございますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(末宗勇治君)商工振興課長の末宗でございます。吉田議員の再質問にお答えをいたします。  まず、制度としてですね、そういう個人事業者であれば国民健康保険の加入だと思います。国民健康保険も今回のコロナの関係でですね、傷病手当の制度を創設をしたというふうに聞いておりますが、雇用主についてはですね、該当しないというのが国の制度としてございます。  市単独の制度としてですね、そういった休業に伴う補償で、議員が今おっしゃられるようなところでですね、該当する部分についてはですね、今現在ちょっと見当たらないというのが現状ではございます。  それと別に、今大分県のほうがですね、コロナによる影響で売上げが減少した事業者に対しての事業の継続支援ということで、中小企業・小規模事業者事業継続支援金というのを創設してですね、今事業をしているようなところでございます。この対象となる事業が、全ての事業、風営法に規定する事業は除いてですね、農林漁業者全て対象になるというような状況でございます。  しかしながらですね、議員がおっしゃられるような、御本人さんがですね、コロナに感染して休業を余儀なくさせられたというところが、今回のこの制度の対象になるか、そういう制度設計になっているかどうかということについてはですね、ちょっと調べさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。今まではずっと経済を回すためにですね、飲食店さんとかの支援を行ってきたんですけど、先ほども言った、ウイルスは変化するものです。逆にですね、コロナウイルス陽性者がなくなれば、そういう経済支援もしなくて、今までどおりの生活に戻っていくと思うんですよね。そのための第一歩として、結局、コロナウイルスに感染して病気を患っているわけですよね。病気を患っているのに関して、そういう不安を一つずつでも取り除いてあげていけば、二週間の自宅療養とかも協力的にしてもらえると思うんですよね。それが収束の、自分は近道だと思っています。そういう意味でもですね、今後やっぱりそういう対策等はしっかり考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。  北部保健所のほうにまた戻りますけど、結局ですね、二週間の自宅療養をしてくださいと言われたその人が、毎日保健所から電話が定期的にかかってきて、その日の体調なりを事細かく聞いてくれる。それで本人も、やっぱり言葉を通じてやり取りすれば大分心の不安というかですね、自分も見てもらっているという安心があって、療養に関してずっと協力してきたと。でも、まれに十日過ぎても発症がある可能性があるというところで、十日目に電話かかってきたときに、現在保健所においても人手が足りないんで、今後経過観察はできません、自分で体調が悪くなったら連絡してくださいということを言われたというんですよね。  それを聞いて、今回の質問なんですけど、そういう経過観察については電話連絡、電話確認だけでいいんで、例えば宇佐市民の方に関して、宇佐市がそういう保健所と連携を取ってですね、協力をして保健所の業務の軽減ができないかというところの、ちょっとお願いというか、質問を上げてます。そこら辺はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)再質問にお答えいたします。  現在はちょっと県から情報提供をいただいていないところではありますけれども、例えば北部保健所がそういった状況で、かなり厳しい状況になっているとは想像できますので、県がどこまでというのはちょっと分からないですけれども、市に協力要請があればですね、連携する方向で考えたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)課長、待ちの体制じゃなくて、逆に県に、北部保健所としてはこういう状況というのを聞いているんですけど、そういう肩代わりというかですね、協力はできないかという要請等はできないでしょうか。  それとか、逆に、今の現状で何かそういう保健所の業務を軽くするような、何かできることは逆にありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  北部保健所だけのことだけではないかと思っております。県での保健所、全部の保健所を統一しないといけないと思いますので、その辺はちょっと市ではお答えするのは難しいかと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)じゃあ、逆に言うたら、もう依頼があったらすぐ動けるような体制を準備していただくというか、整えていただけるようにしてもらいたいと思います。  これの話はもうちょっと続きがあってですね、その自分の知り合いの人は十四日の自宅療養を守って外出等はしなかったんですけど、そのお店で濃厚接触者が認定されたわけですよね。でも、そのお店は発症から十日ぐらいたったらもう開店していたわけですよ。もう店を始めていました。自分が見たんで間違いないです。そういう、やっぱりばらつきがあるからですね、感染拡大に歯止めがかからんのやないかなって思うんですよね。  知り合いが言っていた保健所の方にも聞いたのがですね、やっぱり一番状況的に考えて悪いのが、陰性者でも連絡を取っても連絡取れない方が数人おるというのが一番問題ではないかなって言っていました。その中でやっぱり定期的に連絡を受けて会話をした人はやっぱりうそをつかないわけですよね。今日は外出ていませんよねっち言われたら、出ていません。もう出ているのに、出ていませんちゅう、やっぱりうそを毎日繰り返してつくっちゃ厳しいと思うんで、そういう意味での抑制につながっていくと思うんですよね。  その方が、やっぱり一つ困ったのがですね、例えば陽性者に関しても毎日食べるもんは食べていかないと生きていけないと思うんですよね。その食料等に関して何か支援というか、外に買物に行かなくても済むようなものというのはあるんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)再質問にお答えいたします。
     そういった点においてもですね、保健所のほうで、頼る方がいない場合に手当てをしているという、支援をしているということであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。先ほども言ったようにですね、もう感染拡大を防ぐのがもう第一だと思いますので、課長もいろいろ大変な立場だと思いますけど、そこら辺はですね、横のつながりを持ってですね、しっかり対応していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、次に行きます。  グリーンパークホテルうさの活用は困難だったという話なんですけど、宿泊療養施設として無理であれば、例えば一階フロアとか、あそこは駐車場等も広いし、入り口にロータリーもあるんでですね、例えば抗原検査の場所をグリーンパークホテル敷地内に持ってくるとか、先ほど言った、食に関してもそうですけど、コロナ感染者の相談場所じゃないけど、そういうところとしてあの施設を、全フロアじゃなくて一階だけとか駐車場敷地内だけとか使うというのは難しいことなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。吉田議員の再質問にお答えいたします。  グリーンパークホテルうさのホテル建物、御案内のとおり休館中ということで、休館中でもやはり一定の維持管理費等を抱えておりますので、有効活用が図れることはですね、大変ホテル側にとってもありがたいことかなということで、ちょっと打合せを行いました。  一点は、療養施設についても検討、ちょっとやり取りをしたけど断られたというような状況がございました。  もう一点はですね、これはどちらかといいますと市側の問題でもあるんですが、現在体育館の空調工事をですね、やっております。それに合わせて電気設備も、もともと体育館も全てホテル側のほうで管理していたその分離工事がですね、今、担当課のほうで発注準備を進めています。その工事が、十月以降入っていく中で、どうしても撤去であったりとか、またその基盤の改修等でですね、一定期間、ホテル建物、電気がちょっと使えない期間がですね、ちょっと生じると。詳細は業者が決まってからじゃないと分からないところはあるんですが、現在の見解としてはなかなかそこを、どのくらい使えるかというちょっと約束がですね、できづらいという状況がありますので、大変残念でありますが、ちょっと現状で他の用途へのちょっと活用が難しいという状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。これに関してはいろいろ難しい面が多くてですね。ただ、やっぱり市民の皆さんは、やっぱりそういうところも活用をしていったらどうかと。そういう柔軟な対応というかですね、体制をつくって、コロナ収束のためにどうしたらいいか、越えないといけないハードルは越えていって、一日も早く収束してほしいという思いから、やっぱり自分もそういう意見を多くもらったんでですね、今回質問を上げさせてもらいました。  グリーンパークホテルうさだけにとどまらずですね、そういう柔軟な対応で、今後もコロナ対策をしていってほしいと思います。よろしくお願いします。  最後に、次の質問に行きます。長洲の御殿灯篭です。  これに関してですね、単純にですね、若手が後を継いだからいいという問題ではないと自分は思っています。後継ぎができたことは大変うれしく思います。でも、四十代ぐらいの彼がですね、やっぱり長洲の伝統文化をなくしたらいけないという強い思いから、自費でその工房を買上げてしているところです。  やっぱりですね、木材にしても材料費、人件費の高騰があって、灯篭の価格もどうしても昔に比べたら上げざるを得ない。価格が高いから、長洲の人たちもなかなか御殿灯篭が欲しくても買えないというのが現状だという話を聞きました。  これに関して、この灯篭を守るための支援はできないかという質問を上げたんですけど、どこまでの支援ができますか。教えてもらってよろしいですか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)文化・スポーツ振興課長の香下でございます。吉田議員の再質問にお答えしたいと思います。  今、うちの課が所管しております補助事業として、未来につなぐ伝承文化継承活動補助金というものが創設されております。それにつきましては、やはり今後、未来につなぐことのできる、そういった伝統文化ですね、それの記録とか、そういった技術を次の後継者に残すためのそういった記録とか、そういったものに使える補助金を創設しておりますので、そういったものの、この方も技術をお持ちだと思いますし、この方で終わろうというふうに思ってないと思いますので、その方がまた次の方に残す、記録を残すための費用をですね、経費等、そういうものに補助金を交付できるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。じゃあ、自分が先ほど言った、例えば材料費に関しての補助とか、そういうのはもう全くできないということでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)文化・スポーツ振興課長。 ◯文化・スポーツ振興課長(香下秀美さん)お答えします。  そういった注文があって、その分に関しての補助というのはありませんが、そういう灯篭を作って今後残すというか、記録として残すときの材料費というのは見込めますが、そういった営利になるようにつながるものには補助ができないという補助金になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。この長洲の灯篭に関してですね、過去やっぱり高橋議員とか多くの議員さんがですね、質問を上げてくれています。特にですね、長洲ではない高橋議員がこの灯篭に関して興味を示してもらっているというのはすごくうれしく思ってですね、過去の議事録をちょっと調べさせてもらったんですけど、大体ですね、この長洲の御殿灯篭に関しての答弁は、教育長とか社会教育課が主だったんですけど、今回、文化・スポーツ課が答弁になったんですけど、それは何ででしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)社会教育課長の〆野でございます。吉田議員の再質問にお答えいたします。  今回、支援ということで御質問がございましたので、文化財のほうではなかなか直近ですぐ支援ということは難しいというふうに考えておりましたので、支援のできる項目があります文化・スポーツ振興課のほうでということで、今回そういった経緯でしております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)じゃあ、課長にお伺いしたいんですけど、無形民俗文化財に指定されています。これはどのように捉えていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  長洲の盆行事として、平成二十八年三月に国の選択無形民俗文化財となっておりまして、重要無形民俗文化財以外の無形民俗文化財のうち、特に必要があるものを記録作成等の措置を講ずべき無形文化財として選択されているということでございます。  日本での盆行事には、初盆を迎える家が特別な灯篭を飾って、新仏を供養する行事が全国的に見られ、長洲の初盆行事もそうした灯篭を飾る初盆行事の一つでございます。他地域では見られないほど、長洲の地域の灯篭は豪華けんらんで、巨大な御殿灯篭を飾る点で地域的な特色が極めて顕著であり、我が国の初盆行事の地域的展開を考える上で注目されるものとして選択されたというふうになっております。  これまでの調査では、このように豪華けんらんで巨大化したのは昭和三十年代に製作を始められたというふうに考えられております。それまでにおきましては、半間ほどの白を基調とした据え灯篭であったというふうに記録されております。民俗文化財として捉えた場合、行事はその時代時代により変容していくものと捉えられているため、白を基調としたものから豪華けんらんに変遷していき、巨大化していった過程を記録していって、現在の状況を記録に残すための措置というふうに考えております。現在、専門家の方々に、民俗に詳しい方ですが、御意見をいただいているさなかでございまして、調査記録をした結果、新たな文化財としての価値づけができましたら指定される道も開けていけるのではないかというふうにも考えております。  現在、過疎化、少子化、高齢化等の社会状況の変化を背景にしまして、文化財の滅失、散失等が課題となっているのが現状でございます。これは、市だけではなく国全体の問題でございまして、文化庁より文化財保存活用地域計画等を策定をするようにと促されている状況でございまして、市としましては現在、令和五年度に文化庁の認定を受けるようにしまして、様々な文化財の専門家、地域の方々を交えました宇佐市文化財保存活用地域計画協議会を設置いたしまして協議を重ねているところでございます。指定、選択、未指定にかかわらず、文化財の活用も含めて方針の策定となりますので、この件についても今後協議してまいりたいというふうに思っている次第です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)これはもう、ただの見せ物ではないわけですよね。初盆行事なんで、長洲地区の皆さんがこの御殿灯篭ができるかといったらそうではありません。限られた方しかできない。例えば御殿灯篭を入れるのに、家の前の道路が狭かって灯篭が入らないとか、御殿灯篭を十五日に長洲の火葬場、墓地に持っていくのに人手が足りなくてできないとか、今いろいろな困難があるんですけど、やはりですね、御殿灯篭をされる方は、やっぱり自分の親の生きた足跡、親はこんなに頑張ってくれたから、最後にできる親孝行なんやということはよく聞きます。そういう思いの籠ったものなんでですね。  今の答弁だったら、今後の資料を残す方向の話なんですけど、それだったらもうなくなっていく。なので……。ほかにないわけですよね。日本全国探しても長洲地区しかない。長洲しかない唯一のこの文化をですね、どうかいろんな方向から支援ができないかというお願いの質問なんですけど。  前回、二〇二〇年十二月議会のときに高橋議員が一般質問されたときにですね、高月教育長が答弁されています。現在、区長会と協議するため、これまで政策に関わられた方などに話を聞くなどして、制作過程の詳細な復元が可能か、また、どのようにすれば可能なのかも含め調査を進めているところです。今後、調査結果がまとまれば長洲区長会の皆様方と会議を持ち、様々な観点から今後の継承について協議していきたいと考えておりますという答弁をされています。  これについてその後どうなったか、教育長お答えできますか。 ◯議長(衛藤博幸君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(〆野勝教君)再質問にお答えいたします。  現在、専門家の方々にいろんな御意見をいただいているところでございます。まだまとまっていないというような状況でございまして、今後、まとまり次第、区長会のほうにも、いろんなそういった調査事項を御披露しながら、御協議していきたいなというふうに思っております。  先ほど申しましたように、地域活用計画、協議会等もございますので、そういった場で、やっぱり市としてどういうふうにしていったら文化財の活用ができるかというところを、また協議していきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)吉田泰秀君。 ◯二番(吉田泰秀君)ありがとうございます。今のに関して、最後にですね、そのぐらいみんなの思いが詰まっているものと、今回は、先ほど言われた、今まで作ってきた方が昨年十月に亡くなられて、お盆が終わった後ですね、今年の灯篭に関して皆さんすごく心配していました。それでも、早い段階で若手の方が後を継いでもらって、今回も無事に六基の灯篭を作り上げることができた。これで、やっぱり長洲の方々もやっぱりほっと一安心しているところもあります。  彼は別に会社経営しているわけでもなく、普通の会社員で、自費を投入して、これの維持に関して頑張っているところなんですね。やっぱりそういう若い力が今、集結して、若い世代が行事等、灯篭作り等に関していけば、やっぱり後継者としても長年の期待ができるんでですね、そういうところもしっかり見据えて、今後、長洲地区の区長さん方等も踏まえて、前向きな方向でいい話をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは、私の一般質問を終了します。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、吉田泰秀議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十一時十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午前十時五十六分               ───────────────                 再開 午前十一時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)皆さん改めまして、こんにちは。六番 求道会、川谷光紹です。  一般質問に先立ちまして、恒例となりましたが、少しお話ができればなというふうに思っています。すごく今さっきも、一般質問始まる前に緊張しているんですという話を皆さんとしていたときにですね、でも、こうやって手を合わせると不思議と心が落ち着くというか、そこからまた自分を取り戻して、また新たな発言というか、スタートができるなというふうにいつも思っています。  昨日夜、報道番組を見ていました。その中でですね、今までインフルエンザによる死者が年間約一万人いたと。今まで、それを世界、日本は受け入れてきたと。なので、じゃあコロナによる死者をどういった形で受け入れていくのかというような議論がされていました。その話を聞いたときに、もうついにコロナも私たちが避けては通れない、受け入れなければならない存在になったんだなというふうに感じているところです。  これはまさに、よく四苦八苦といいますが、四苦八苦いうのは仏教用語ですよね。四苦、生、老、病、死、まさにコロナは病でありますし、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦、その四つの苦を合わせて八苦になるわけなんですけれど、会いたくない人とも会わなければならない、避けて通ることはできない。この怨憎会苦がまさにコロナなんだな。じゃあ、このためにどうすればいいのかとなったときには、私たちはこれを受け入れていかなければならないんだなというふうに感じているところです。  これを受け入れると感じたときに、先日、先ほど同じ会派の吉田議員の中でも、身近な方で濃厚接触者が出たという話がありました。私の周り、すぐ身近なところでも濃厚接触者の方が出ました。ある会議に行こうかどうか悩んだときに、まずは会派長に相談をしました。会派長はこう言ってくださいました。「濃厚接触者じゃないんですね」「はい、違います。念のために体温を測定して抗原検査も行いました。陰性でした」そこをお伝えしたところ、会派長は「待っていますよ」の一言をいただきました。本当につらかったときだけに、「待っていますよ」の一言が私を支えてくれました。  待ってくれている人がいる。これはとても大きなことだと思います。市役所でもクラスターが発生しました。これは避けられないところです。ただ、職員の皆さんには、市民の皆さんが待っていますよ。また、この市役所で市民のために働いてくださいという思いを共感したいですし、これから先、今は健康な方々もいつ感染するか分かりません。いつ濃厚接触者になるか分かりません。コロナは他人ごとではなくて、私たち自身の問題です。なので、もし身近な方が周りに濃厚接触者になったり陽性になったりしたときには、ぜひ「大丈夫」という優しい言葉がけと「待っていますよ」という力強い後押しを皆さんにしていただけたらなというふうに思います。  それでは、少し話が長くなりましたが、議長の許可を得ましたので、一回目の質問を行います。  まず、地域のためにの一点目。  新型コロナウイルス感染症への不安が高まる中で、うさ抗原検査センターのニーズが増加した。緊急的に設置した同センターではあるが、設置から約半年になる。ここで、現在までの成果や課題について振り返り、今議会で提案されました、うさ抗原検査センターの設置延長がよりよくなるように検討してはいかがでしょうか。  二点目、新型コロナウイルスに感染された方で宿泊療養となった方は、大分市内のホテルで過ごしているとのこと。大分県では、中津市、日田市内に対象地域を追加して宿泊療養できる施設を募集している。これは現在のところは決まりましたが、質問した当時はなかったのでそのままにしております。現在の状況と課題、今後の見通しについて大分県とどのように連携を取っているのか。  三点目、地区で敬老の祝い行事をするための補助金として、一人当たり七百円の老人の祝い金を宇佐市が出しています。以前から、事前の協議会で千円にしてほしいとの要望が何度となく出されていると聞く。昨年はコロナ禍の中で敬老行事ができず、お祝いの品を渡した地区が多かったとのこと。消費税も増税され、物価も上がる中、老人のお祝い金を千円にしてはいかがでしょうか。  四点目、異常気象による災害が例年のように発生するようになった。集中豪雨等があった際には、四日市の中心部では、浸水被害が起きている。緊急的な対応と長期的な万全な対応の二つを取らねばならないと考えるが、市の見解は。  二項目め、子供たちのためにの一点目、子供たちの親族や子供たち本人が新型コロナウイルスに感染する事例が増えてきている。正しく恐れるために、市内の小中学校でも様々な場面で教育してきていると聞く。現在までの振り返りと今後の方針は。  二点目、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、GIGAスクール構想を前倒ししてタブレット端末を充実させてきました。小中学校の夏休みも延長され、八月いっぱいを臨時休業としましたが、今後も臨時休業が想定されます。高校では進んでいるタブレット端末の配布だが、小中学校では進んでいません。現在までの取組状況と課題について、また、今後の活用方針について伺います。  以上、一回目の質問を終わります。明瞭簡潔な答弁をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、川谷光紹議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、地域のためについての一点目、うさ抗原検査センターの現在までの成果や課題並びに同センターの設置延長についてでありますが、同センターは議員各位の御賛同をいただき、二か月間延長し、十月末までとしたところであります。  五月十六日の開設以来、八月末までに約一万二千人の検査を行い、二十四人の陽性を確認しております。特に、八月だけで約八千人が受検をし、陽性は二十一人となっております。  成果につきましては、抗原検査をすることで、感染者の早期発見や感染拡大防止につながるとともに、人との接触の多い飲食店の従業員の方や高齢者施設の従事者、営業職の方など、定期的に検査を行うことにより、安心につながっているものと考えております。  一方、課題につきましては、お盆前から市内市外を問わず利用者が急増し、一日二百名の許容範囲を超えたほか、駐車場が混雑するときもあったと伺っております。  延長に当たっては、風邪症状や新型コロナウイルス感染症を疑う症状のある方は医療機関を受診していただくため利用できないということを徹底をし、本来の対象者である市内の商店、飲食店等の従業員やその利用者、帰省者などが安心してスムーズに検査ができるよう配慮していきたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二点目の子供たちのためにの二点目を、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)皆さんこんにちは。教育長の高月でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め、子供たちのためについての二点目、タブレット端末の配布が進んでいない。現在までの取組状況と課題、今後の活用方針についてですが、本年四月にタブレット端末についての使用規程を策定し、保護者の同意の上、現在、児童生徒が校内における一人一台タブレットを活用した学習を行っているところです。  具体的には、学習支援アプリを活用して自分の考えをまとめたり、提出したものをクラスで共有したりする活動や、インターネットでの調べ学習、動画の視聴、ドリル学習、行事や集会でのZoom等の活用などが行われています。  課題としては、教科によってタブレットを活用する場面やその効果が異なること、教職員のスキルアップをさらに図っていく必要があることなどが挙げられます。  端末の持ち帰りにつきましては、現時点ですぐに持ち帰ってオンライン授業ができるというところまでは至っておりませんが、家庭でタブレットを活用した学習をしたり、オンラインでつながって、児童生徒、教職員がやり取りをしたりできるよう、早急に準備を進めているところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの地域のためにの二点目及び三点目を、福祉保健部長 岡部輝明君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)皆様こんにちは。福祉保健部長の岡部でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。
     一項目め、地域のためについての二点目、新型コロナウイルス感染者の宿泊療養ができる施設の現在の状況と課題、今後の見通しについてですが、県の宿泊療養施設は大分市に五か所設置しておりましたが、新たに大分市のホテル一つと中津市のホテル一つを追加して、合計七施設、九百八十四室を確保しております。これまでは、宇佐市、中津市、豊後高田市の北部医療圏には宿泊療養施設がないことが課題でしたが、今般、県が公募し、中津市に宿泊療養が可能となる施設ができたことで医療提供体制の強化が図られるものと考えております。  三点目、地区で敬老の祝い行事をするための、一人七百円の補助を千円にしてはについてですが、老人福祉法では、国及び地方公共団体は、老人週間において広く高齢者福祉についての理解を深め、高齢者に対して自らの生活の向上に努める意欲を促すという趣旨にふさわしい行事が実施されるよう奨励しなければならないと規定されております。  本市では、敬老週間において、各小学校区または各行政区単位等で敬老行事を実施するための経費に充てていいただくという趣旨で、報償金として七十歳以上の方、一人当たり七百円とし、全人数分を地区に支給しております。  県内他市の状況につきましては、行事を行う地区等を対象として申請に基づき補助をする方法を取っており、補助単価は一人当たり五百四十円から千円まで幅があり、お祝いとして金品等の配付のみを行うことは補助対象としない市もあります。  議員御指摘のとおり、毎年七月に開催している敬老行事打合せ会において、自治会連合会、老人クラブ連合会、婦人会、民生委員児童委員協議会の代表者等に対して、各種敬老行事の事業内容について説明した際に、敬老行事報償金について引上げを要望する意見をいただいているところであります。今後も関係者の意見を伺いながら、制度の趣旨である敬老週間にふさわしい行事が実施されるための市の奨励の在り方について、関係団体等と協議してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの地域のためにの四点目を、建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)皆様こんにちは。建設水道部長の城でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、地域のためについての四点目、集中豪雨等があった際には四日市の中心部では浸水被害が起きている。緊急的な対応と長期的な対応をとらねばならないが市の見解はについてですが、市ではこれまで公共下水道の処理区内である四日市における浸水対策として、雨水幹線排水路工事に継続して取り組んでおります。  議員御指摘の四日市中心部の浸水被害については、宇佐土地改良区が維持管理を行っている平田幹線水路からの流出に起因するもので、現在、大雨等が予想される場合には、宇佐土地改良区による緊急的な対応が講じられております。具体的には、かんがい用水の河川からの取水を停止するとともに、適切なゲート操作を行うことで下流域への速やかな雨水の排除に努めているとのことですが、雨量によっては浸水が生じている状況となっております。  市では、長期的な対応として雨水幹線排水整備計画を策定し、国の社会資本整備総合交付金を活用して計画的に整備を行っているところです。現在、同じ区域内の浸水被害が懸念される二地区において幹線排水路工事を実施していることから、未整備地区につきましても順次対応してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、二項目めの子供たちのためにの一点目を、教育次長 上田誠之君。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)皆さんこんにちは。教育次長の上田でございます。六番 川谷議員の一般質問にお答えします。  二項目め、子供たちのためについての一点目、新型コロナウイルスに関する教育についての現在までの振り返りと今後の方針についてですが、市内各校においては、文部科学省より提示された学校の新しい生活様式及び市教育委員会が示した宇佐市立学校における新型コロナウイルス感染症対策マニュアルに沿って、感染防止対策と教育活動の両立に努めてきたところです。  新型コロナウイルスについては、いまだ解明されていない点が多いことや、繰り返される変異により、誰もが様々な不安を抱えています。感染防止への意識を高めることはもとより、その不安が差別や偏見につながらないよう、各学校では児童生徒が新型コロナウイルス感染症についての正しい知識と情報を基に、考え、行動できるよう指導を行ってきました。  また、感染力の強いデルタ株による感染が拡大していることから、二学期の開始に当たり、各校において改めて新型コロナウイルスについて学習を行っています。  今後も児童生徒が最新の情報について学び、感染を防ぎ広げないために、一人一人にできることを考え、自ら行動できるよう、各学校での取組を進めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁終わりましたが、再質問があれば許します。  六番 川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)それでは、順次再質問を行っていきたいと思います。  うさ抗原検査センターが、特に八月だけで八千人が受診されたということで、受検者数の変動が大きくなっているわけですが、そういったときに人員が不足しているということですが、傾向は見られますか。例えば金曜日の夕方とか土曜日、日曜日が多いとかですね、平日昼間は少ないとか、そういった大まかな傾向がもし分かれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)健康課長の出口でございます。再質問にお答えいたします。  傾向ですが、土日は多いというのはありますけれども、八月のお盆前から急に多くなりまして、ピークは八月二十日の四百九十二人ということであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)お盆前に多かったということは、恐らく市外の方が帰省されてきたときに多かったんだろうなというふうにある程度予測はできるわけですが、そういったもし予測ができているんであればですね、傾向があれば、そういったときに十分な人員が配置できるように、密にならないようにですね、駐車場や誘導ができるように人員を配置する必要があるなというふうに考えているところです。  そうなったときにやはり大事になってくるのは人件費の部分にはなるんですが、この人件費がですね、このうさ抗原検査センターで高いのか安いのかという議論は、これはふさわしくないなというふうに思っています。というのもですね、やはり危険というか、やはり陽性者も発生しているわけですし、そういった場所で働いてくださるだけで大変非常にありがたいというふうに思います。  その特殊性から考えても判断はできないわけなんですが、ただ、あくまで市としての公金を使っているわけです。採用基準と賃金がどのように決められたのかについては、やはり皆さんで共有しておくべき必要があると思いますので、どのように募集して、どのように採用したのかについては伺いたいと思います。答弁をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  業務の特殊性等ありまして、職員の方がなかなか集まらないということでありました。そして、期間が定まらないということもありまして、安定した雇用ができないという点がございます。どういった募集の仕方かということでありますけれども、委託先の業者がハローワークに募集をかけたりとか、あとは派遣業務のところにお願いしたとかということが上げられております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)そういった条件であればですね、致し方ないなと思います。確かにいつまであるか分からない抗原検査センターで働いていただくというのは非常に難しいところですので、賃金が高騰するのは仕方ないところだなというふうに思います。  また、もう一点聞いておきたいのが、プレハブのリース契約と土地の借り上げ代で幾らかかっているのか。この点については説明をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  まず、プレハブのリース代でございます。こちらは六百万円となっておりますけれども、リースだけでなく、建築一式工事、屋根工事と床工事としております。そして電気工事、トイレ等もありますので水道工事を含んでおりまして、土地の借り上げ代は月三十万円となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)人件費と土地の借り上げ代等、また必要な経費を合わせて、今、五月十六日から八月三十一日までの期間で、五千四百四十六万四千百四十円がかかっているという資料を頂きましたが、それに見合うだけのですね、効果は得られたのではないのかなというふうに私自身は考えています。  というのもですね、よく中津と宇佐の感染者数の多さというのが取り上げられるわけなんですが、実は私自身はですね、悪い数字だとは思ってないんです。というのも、これ当たり前だなと思っています。なぜなら、大分、別府、宇佐、中津、高田が出るということは、その近くに抗原検査センターがあるからです。抗原検査センターがない地域で無症状の方というのは定期的に受けたりしませんので、なので無症状の感染者が広げてしまうということを考えたときには、これだけの陽性者が出たということは、これは宇佐の抗原検査センターがしっかりとその役割を果たしているというふうに私は理解しています。  これは小学校とかで行われているいじめのアンケートと一緒で、たくさん出たから悪いのではなくて、たくさん出たからこそしっかりと子供たちと向き合っているというふうに、そしてまた、解決をしていくんだというふうに捉えるので、こうして宇佐市はコロナ対策に向けてしっかりと迅速な対応ができているというふうに私は認識しています。  ただですね、やはり宇佐市に交付された国からの補正予算を使ってやっているわけです。また、先ほど言いましたように多額な経費がかかっています。さらに、大分県がホームページでも抗原検査センターの利用をお願いしますというふうに勧めているところです。また、文教福祉常任委員会の中でも、大分県に対して費用の負担をお願いしてはどうかとか、また、宇佐市選出の県会議員である元吉県議や尾島県議が、それぞれ会派の勉強会などを通して県に対して申入れ、お願いをしてくださっているとも聞いております。  そういった取組、こちら宇佐市からの訴えに対して、大分県から今現在どのような回答をいただいているのか教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  県のほうとしても検討をしていた時期はあろうかと思うんですけれども、実際にはそこにまだ至っておりませんで、継続して要望していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひですね、もう市長は当然してくださっていることと思うんですが、やはり皆さん方この近隣他市とも連携をしながら県に対しての要望をしていただく、これを継続していただくというのが、まず一番のことなのかなというふうには感じています。  ただ、大分県の動きが非常になかなかすぐには進まないということで、費用の負担が期待できないのであれば、利用者が多い、特に中津が多いでしょうから、そういった中津市に対して現状をお伝えした上で、一部負担金の協力をお願いしてはどうでしょうかというのも、文教福祉の常任委員会であったり、また議員間、それぞれ会派での話合いでも出ていました。  今日のそれこそ大分合同新聞の中で、昨日の中津市議会での一般質問で、奥塚市長が宇佐市と今協議を進めていますと。うさ抗原検査センターがどういった形で利用できるかの協議を進めていますということでしたので、今、中津市からどのような協議内容でしているのか、答えられる範囲で結構ですので分かれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)副市長。 ◯副市長(永野直行君)副市長の永野でございます。川谷議員の再質問にお答えをいたします。  うさ抗原検査センター、市内の方それから市外の方、今お受けしているわけです。特に市外の方は、そもそものつくりがやっぱり宇佐市内で買物する方だとか、宇佐市に訪れる方々の、いわゆる新型コロナ感染症の心配をされる方が、まずはそこで受けていただくという趣旨で市外の方もお受けしているという状況であります。  そしてまた、先ほどの答弁もありましたけど、お盆前後は特にこの県北地域、感染拡大というところで、かなりの方、市外の方も、うさ抗原検査センターに訪れているという状況であります。  そういった中で、つい最近ですけど、中津市のほうから私のほうに、中津市民の方がかなりうさ抗原検査センターで検査を受けられているということを情報をつかんだと。そういった中で、ぜひ宇佐市だけに迷惑をかけるわけにはいかないんで、中津市も一部協力をさせていただけないかというような申入れが、ごく最近来ております。  そういった中で、今のうさ抗原検査センターのキャパの状況、今先ほど一日二百人程度というところの状況も踏まえて、これ以上やっぱり多くの方が訪れるとなかなかさばき切れないという状況もお伝えしながら、今後、中津市のせっかくの申入れが来ておりますので、どう対応していくかを協議していくということが今からであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひですね、中津市さんには、他件のごみ焼却場の件で大変な御協力をいただいていますので、生活自立定住圏が一緒の県内の市町村として、今後とも協力をですね、仰ぎながら、一緒にコロナ対策をしていければなというふうに願っているところです。  先ほど、もともとの本来の目的であった経済と感染症対策を両立するという意味での、現在の場所というのは大変適切な場所であったなと思いますし、たまたま土地であったりとか環境がですね、大型商業施設が撤退した後だったので、広い場所、駐車スペースも確保できる等ですね、しかも商店街に近い町なかにできると。  また、今回の延長に当たってはですね、健康課長が大変忙しい中、地元の区長さん方やですね、商店街の振興組合の理事長さん方にもまた改めて再度お願いをして、地元からは理解をいただいたというふうに、私もそれぞれの区長さん、理事長からは伺っているところです。  しかしですね、ちょっと今までは国の補正予算を使っていたので、経済と感染症の対策の両立というところの観点が非常に大事だったわけですが、今回の延長に当たっては、ふるさと納税を活用していきたいということですので、あくまで宇佐市のために市外の方々が納税してくださったふるさと納税です。これが宇佐市のためにさらに生かされるべきだなというふうに思っています。  そう考えたときにはですね、今まで多額の費用がプレハブのリース料であったりとか、あと土地の借り上げ代であったりとか、そういったところでかかっています。そこの費用を、先ほど同じ会派の吉田議員が言いましたように、グリーンパークホテルを活用することで、そこに土地、また建物の借り上げ代として活用していただければ。今現在ですね、月に約百万円の維持管理費がさらに赤字額に上乗せされています。その部分の費用の軽減が図られるのではないか、ひいては宇佐のためになるのではないか。  先日、調査特別委員会でもありましたように、検診センターとしての将来検討が始まったと。あくまで検討段階ではあるんですが、そういったときに、次の施設に対してのイメージにもつながるということで、グリーンパークホテルうさをですね、ぜひ活用してはというふうに提案をしたいわけですが、先ほど吉田議員の質問で回答がありましたが、その工事の期間については何か月ほど、その電気工事はですね、何か月ほど予定しているのか、もし分かれば。  そしてまた、今現在のところでは何月から何月ぐらいの間で検討しているのか、もし分かれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)質問を少し整理してください。  いいですか、答弁できれば。総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。川谷議員の再質問にお答えいたします。  まず、グリーンパークホテルを活用ということ、当然グリーンパークホテルも民間の株式会社の財産となっておりますので、客観的にですね、市のほうでその活用が有益だという方針が出ればですね、当然ありがたい話ではあるんですが、現状では物理的になかなか難しい状況にあるということです。  工事なんですが、まだですね、契約自体ができておりません。業者が決まりまして具体的な工期が定まるわけですが、現状のスケジュールで言いますと、十月の中旬ぐらいから撤去工事が始まって、十一月からは配線等の工事、工事全体でやはり二月末ぐらいまでですね、ちょっとかかるという中で、先ほど申し上げた、どこで具体的に使えるのか、電気が使えるのか使えないのかというのは、かなり建物の構造が複雑でですね、実際に業者さんが決まって、中に入ってみないとなかなか細かいことが分からないというのが今、担当課から聞いている情報でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)せっかくの抗原検査センターとまた費用なので、グリーンパークホテルうさの問題を解決するためにも一挙両得になるのかなと思いましたが、そういった状況であれば致し方ないなというふうには思っています。  先ほどお盆前に感染者が急増したということでしたが、これから先を考えるとしたら年末年始の帰省がやはり心配されるわけです。そういったときにはまた今度抗原検査センターが今の段階ではですね、そのときには恐らくないであろう確率のほうが高い。その分ワクチン接種が進んでいるとは思うんですが。  それがゆえに今回夏休み、お盆期間に帰省を我慢してきた方も、ワクチン接種がみんな済んだので帰省をしてこようと。ただワクチン接種をしても重症化はしないけれど、やはり感染はする方もいらっしゃるようですので、やはりワクチンが打てない小学生、中学生、そういった子供たちを守っていくためにはですね、この抗原検査センター、もしくは、それが設置ができないときには、柳ヶ浦駅や市役所、支所等で抗原検査キットをですね、無償で配布する等の取組が必要になってくるかなと思いますが、ここは要望で構いません。  次の質問に入っていきたいと思います。  先ほどですね、中津市内で、質問したときにはまだ決まってなかったんですが、通告の後で中津市内のホテルの設置が決まったということでした。今後というのはいつまで設置されるものか、期限等は決まっているのか、もし分かれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  期限等は決まっているというのは聞いておりません。  以上であります。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)また、先ほどですね、設置要綱で大分県に一応F&Tホールディングスさんが問合せをしてくださったということで、ただ大分県としては、それが条件に見合ってなかったという答弁をいただいたということでしたが、そもそものこの基準自体は国が定めているのか、それとも県が定めるのか、その点について分かれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)健康課長。 ◯健康課長(出口昭子さん)お答えいたします。  基準というものではないんですけれども、国の新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養のための宿泊施設確保・運営業務マニュアルを踏まえて、県が宿泊施設の選定を行っているということであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)実際にですね、宿泊療養された方に伺うと、非常に慣れないビジネスホテルで、精神的な苦痛のほうが大きかったというふうに伺っています。そういったときにはグリーンパークホテルみたいな、もともと家族でゆっくりと滞在できるような場所であればですね、精神的な苦痛が和らげられるんじゃないのかというふうに思ったわけですが、そういった国からの基準があるということですので、それに従うのであれば仕方ないなというふうに思います。  これ以上感染者数がですね、増えないことを願うばかりですが、皆さんで感染対策をしっかりとしていきたいというふうに思います。  それでは、次の質問の敬老の日のお祝い金についてです。  敬老の日に対して、今は各地区ごとにということでしたが、それまで宇佐市は今までどのような取組を行ってきたか、分かれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)介護保険課長の奥野でございます。六番 川谷議員の再質問にお答えいたします。
     これまで敬老の日に対して宇佐市ではですね、平成五年までは、ウサノピア大ホールで敬老の日の記念式典やアトラクション、そしてまた高齢者全員の方にタオルや爪切りなどの記念品の贈呈というのを行っておりました。  平成六年以降は、式典会場にいらっしゃることができない方も多いということで、多くの参加を得るために各地区にお願いする現在の形になっております。  それ以降、現在では各地区での敬老会のほか、市の敬老事業として百歳以上の方、新九十五歳の方へのお祝い訪問や記念品の贈呈、糸口ふれあいゲートボール場における敬老ゲートボール大会、高齢者のアフリカンサファリ入園料を無料優待、それから大分県写真文化協会県北地区会員の御厚意を得ての、特別価格での写真館での撮影の提供などを行っております。  また、九月に行われるねんりんピック参加への支援や、八十八歳、九十五歳、百歳以上の方への敬老祝い金の支給を行っております。  また、敬老の日ということではございませんが、新たに百歳になられた方の誕生日に合わせ市長等が直接お伺いし、祝福訪問をし、お祝いをするというような取組を行っております。  去年、今年と新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止したものもありますが、これまでの取組としては以上のようなものでございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)世間というか、よくですね、もう言われて久しいんですが、少子高齢化問題ってよく言うわけですよ。少子化は問題ではあるんだけれど、高齢化は実はこれ喜ぶべきことであって、問題ではないわけですよね。  高齢者に対して宇佐市が様々なですね、こういった取組をして、生き生きとした高齢者としての生活を過ごしていただけるような取組をしていただいているというのは、大変すばらしいことだなというふうに思います。  ただ、私が伺うところですが、平成五年までウサノピアの大ホールでそういった行事をしていて、そのときにかかっていた費用が約一人七百円程度だったので、その七百円というのを一つの基準としてお祝い金を払っているということでしたが、その基準についてはそれで間違いないですか。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)川谷議員の再質問にお答えいたします。  そのような七百円という単価については、そうした経緯で決まったというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)やはり平成五年からもう既に三十年近くがたとうとしているわけです。そう考えたときにはですね、やはり費用的な面が上がってもいいんじゃないのか、お祝いの額が上がる必要もあるのではないのか。そして、もう敬老行事打合せ会においては、ずっと長くから要望が出されているというふうにも伺っています。  このコロナ禍によって取組の仕方が変わってきたのは、もうこれはしようがないことですし、それに対して金品や物品の渡すのを対象にしてない市町村あるからといって、今のコロナ禍だからという理由でこれを廃止すべきではないな、今までどおり継続していただきながら、さらに地域の方、高齢者の方々への要望に応えるべく、ぜひ千円に値上げをしていただきたいというのがもう素直な気持ちです。  もう改めてお願いをしますが、高齢化がですね、急速に進んでいる周辺の地域自治区では、自治区の構成員が減少して行事の実施や財政が厳しくなっています。自治区の再編を、市としては補助金をつけてお願いしている中ですが、敬老の祝いを継続していくためにもお祝い金の増額を再度求めたいと思いますが、市としては、今までの調査研究から、もう検討段階まで一歩上がった、それぐらいの思いをもし聞かせてもらえたらと思いますが、いかがでしょう。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)川谷議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるように、長いことですね、報奨金については、これまでの御意見、それからその間、消費税増税等あったということですが、据置きになっております。  現在のやり方につきましてはですね、最初の答弁にありましたように、基本的には全ての地区で取り組んでいただくという前提で、報奨金という形でお出しをしております。ただ、老人福祉法の趣旨にありますように、行事が行われるように奨励しなければならないということが、地方自治体の責務として規定されておりますので、そうしなければいけないというふうに考えておりまして、そうした考え方からですね、報奨金というやり方がいいのか、それとも補助というやり方がいいのか。  それから今までの経緯、そうした行事をやらずにお祝いの品をずっと配ってきたという地区もございまして、そうしたところのですね、御意見も伺いながらですね、関係者とですね、協議をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)幾つかの自治区の区長さん方と相談をしてお話を聞きました。それぞれの七百円に地区から幾らかを足して、大体平均すると一人三千円ぐらいの費用がかかっているけれど、そういった子供会とかとですね、一緒に、子供会の子供たちが地域のおじいちゃんおばあちゃん方の肩をもんであげたりとか、みんなで一緒に余興を楽しんだりとか、そういった取組をしているようですので、そういった取組がですね、地域でもさらに継続してつながっていくように、この補助金というか、敬老のお祝い金をさらに増額することで、よりよいものにしていただきたいと思いますので、積極的な検討をお願いして、次の質問に移りたいと思います。  次の、四日市を中心としたですね、浸水被害についてなんですが、今年の六月八日にですね、宇佐土地改良区事務所において、土地改良区の担当者と、また理事長も出席していただきました。宇佐市上下水道課、耕地課、危機管理課と多数の課にまたがって、豪雨時の雨水の排水について勉強会を行いました。その後で一緒に現地を視察してきました。  昨年の七月豪雨のときもそうであったんですが、四日市の各地で水路から水があふれ、床下浸水が起こっています。宇佐市では現状どのように認識しているかというところでお伺いしたかったんですが、最初の答弁の中で、平田水路からの農業用排水がというような回答がありました。  その平田幹線水路からの流出に起因するわけですが、その平田幹線水路には大体どの地区から、どういったところから平田幹線水路に流れて、今、四日市にたまっているのか。その大本はどういうふうに今認識していますか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(大木敏之君)耕地課長の大木でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  平田幹線水路は、現在、四日市の市街地を通っている部分については、四日市の市営プールの東側の交差点付近から四日市コミュニティセンターまでについては、暗渠化されてバイパスとなっております。  御指摘の平田幹線水路については、旧平田幹線水路というふうに管理上、私は認識しておりますが、この水路に流れ込む水路については、山本方面から幹線排水路を通って、四日市の旧平田幹線水路に流入する水路が主になっているというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)山本というか、高速道路から幅広く、その地域一帯にかけての水が一か所に集まってしまうんですよね。それがゆえに、そういった水の量がはけ切れなくて、そこで水害が起きているわけですが、川の上の自治区からですね、要望があって土地改良区では現状をよく認識していてですね、平田水路のしゅんせつをしていただけるということでした。  市はどのように取り組んでいくと土地改良区から聞いていますか。答弁をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(大木敏之君)再質問にお答えいたします。  共に改良区の管理物件であります。改良区から聞いている部分については、旧平田幹線について、田中温泉の跡地付近から四日市コミュニティセンターまで、おおむね五百メーターぐらいだと思うんですが、今年度、来年度二か年にかけて二分の一ずつしゅんせつを行うというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)その現状というか、今の土砂の堆積についても、六月八日のときにですね、皆さんで確認をしたところですが、この区間のですね、水害というのは、もう本当に昔から四日市の課題になっていて、平成十六年の十二月議会では橋本議員が、また、平成十七年十二月の議会でも、木下一夫議員が同じ内容で一般質問しているわけです。  四日市を地元とする議員にとっては、これは長年の課題になっています。特に橋本議員が当時指摘していたように、現在の四日市まちん中サロン横からファミリーマート横を通る水路、現在は暗渠部分になっているわけですが、そこはもう当時からですね、地域から流れてくる流量に対して水路の断面積が小さいのではないかというふうに言われています。  もうそのときの質問から十八年が経過します。先ほど、長期的な対応として雨水幹線排水整備計画を策定しているということでしたが、抜本的な対応を今すべきだと考えたときに、市ではどのような計画を、いつからいつの期間で行いたいというふうに検討しているのか、答弁をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(土居 徹君)上下水道課長の土居でございます。川谷議員の再質問にお答えいたします。  四日市地区の今後の整備計画でございますが、現在、四日市の西部のほうにおきまして幹線排水路の工事を実施しております。また、閤地区においても一部実施をしておりますが、現在実施しておりますこの二つの箇所が終了する予定が、四日市地区の西側につきましては、国の補助等をいただいておりますのでその状況にもよりますが、令和五年度をめどに完成する予定で今事業を進めている状況でございます。  こういった状況を見ながら、中心部の幹線排水路の整備につきましても検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)長年の課題だったわけですが、是永市長はですね、四日市が抱えていた本当に長年、四町合併の四日市町の当時からの問題があった上田四日市線もですね、積極的に国に対しての要望活動を行って、今こうやって進んでいます。今回の幹線整備計画も、県を通して国の予算が必要だというふうにも伺っています。  ぜひですね、市長においては、上田四日市線への情熱と同じようにですね、この四日市の皆さん方が大雨のときでも安心して暮らせるように、生活を守る、そして命を守る、そのためにもこの整備計画を、ぜひ今のところが令和五年度までの予定ということですので、国からの補助金のつき次第とは思いますが、令和六年度以降の実施に向けて積極的に動いていただきたいというふうに願っています。  それに対しての市長の思いがあれば、お伺いできたらと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)市長。 ◯市長(是永修治君)川谷議員の再質問にお答えいたします。  内水対策はですね、近年大変重要になってきています。雨の降り方が、以前に比べて大変多くなっていまして、河川のほうに入り切れない雨ですとか、そうしたものがですね、非常に至るところで最近出ていまして、内水対策をどうするかというのがですね、非常に今大きな課題になっています。  加えまして、四日市地区は以前より内水問題があったわけであります。私は下水道事業でですね、川部から柳ヶ浦に行くに当たりまして、内水対策も同時にやろうということで、この四日市地区、そして閤、そして、神子山新田のところと法鏡寺ということで、今四か所、今内水対策にも着手しているところなんです。  四日市地区につきましては、その径をですね、大きくしているわけで、一応令和元年から五年の予定ですね、径を大きくする予定ですので、しっかりと補助金を確保して、予定どおりですね、その工事が進むように全力で進めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)ぜひよろしくお願いします。  続いて二項目め、子供たちのためにの一点目ですが、不安が差別や偏見につながらないようにということで、今しっかりと学校でも教育してくださっていると思いますが、ぜひ宇佐市職員皆さん全ての担当課を含めて、そういった差別の解消に向けて子供たちが安心して学校に通えるように。  大分県内では、また報道等でありましたが、登下校している子供たちに対してですね、感染が広がるんだから学校に行くなとか、そういった報道もあったというふうに知っておりますので、ぜひ学校からもそういった情報発信をですね、していただきたいなというふうに思っているところです。もう一項目めについては、最初の答弁で結構です。  二点目のタブレット端末の配布についてですが、今現在ですね、タブレット端末についての使用規程を策定しているということでしたが、この使用規程は持ち帰りを想定しているかしていないか、答弁をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)学校教育課長の上田です。川谷議員の再質問にお答えいたします。  使用規程につきましては、持ち帰りを想定して作成をしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)恐らく家庭で使用するというふうになったときは、学校が臨時休校したときとか、午後一斉下校にしたとかそういったときだと思うんですが、文部科学省から休校の基準についての通達があったと思います。  宇佐市ではどのように、市教委では判断をこれをしていくのか、説明をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)お答えします。  国の基準によりますと、校内で感染者が複数出たときには学級閉鎖もしくは学年閉鎖を基準にですね、それ以上出たときには全校の臨時休業というような方向があります。  県のほうでもですね、それを基にしておりまして、宇佐市のほうでもそれに準じてですね、ただ保健所の指導等も含めまして判断をしていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)一点だけ確認させてください。臨時休校の基準についてですが、新型インフルエンザのときも大変皆さん慎重に判断をしたわけですが、インフルエンザへの休校措置と、あとコロナに対しての休校措置、この基準は同じか違うか教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(上田 積君)異なります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)川谷光紹君。 ◯六番(川谷光紹君)異なるということですので、判断はですね、より厳しくなるかと思いますが、先生方、またPTAともですね、一緒に協力してもらいながら判断をしていただけたらなというふうに思います。  ちなみになんですが、八月の二十四日から九月五日まで、宇佐市の子育て支援課から保育の自粛のお願いが、保育園、こども園、幼稚園に対してされました。その中で、保育の自粛をお願いをしながら、私どものこども園ではリモート保育を一回やってみようということで、調査をしたところ、自粛を予定している家庭五十世帯が回答してくださいました。  実はですね、リモート保育を希望する家庭は十家庭ほどしかありませんでした。というのも、子供がまだ小さいので、おじいちゃんおばあちゃんのうちに預けたりとか、親戚とか親のきょうだいのところで預かったり等で、リモート保育をするにしても、おじいちゃんおばあちゃんじゃ操作が難しいだろうからということでした。  ただですね、やってみて分かったんです。実際一番多かったのが二歳児だったので、二歳児が五家庭でした。具体的に言うとリモート保育を希望するのが十家庭、リモート保育を希望しないのが三十七家庭、Zoomの使用歴があったのが十七家庭で、Zoomの使用歴がないができそうだったのが八家庭、Zoomを教えてほしいというのが三家庭で、使用歴がないので希望しないが二十二家庭だったわけです。  ただ、やって一番よかったのがですね、子供たちとのつながりが切れない。子供たちとのつながりを大事にできるというのが一番大事だったので、ぜひ今後とも臨時休業で、子供たち、夏休み明け、一番うれしかったことは友達の顔が見れたこと。いつもそう言います。  ぜひ、宇佐市の先生方、私はすばらしいと思っています。できると思っています。なので、子供たちのそういったつながりを、学校という場でぜひ継続していただきたい。そのためにも、リモートを使ってですね、学習に今後とも取り組んでいただきたいというふうに願っています。  以上で私からの一般質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で川谷光紹議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十分といたしますが、休憩明けの配席はシフト表第一のとおりですので、よろしくお願いをいたします。  それでは暫時休憩します。                 休憩 午後零時十分               ─────────────                 再開 午後一時十分 ◯副議長(井本裕明君)皆さん、こんにちは。先ほど議長から欠席の届けがありましたので、地方自治法第百六条第一項の規定により副議長の私が議長の職務を行います。初めてでございますので、どうか皆さん、御協力のほどよろしくお願いいたします。  それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  八番 多田羅純一君。
    ◯八番(多田羅純一君)皆さん、こんにちは。議席番号八番、市民れんごうの多田羅純一でございます。  一般質問、二日目、午後一番になりますけども、よろしくお願いしたいと思います。  まず初めに、医療従事者の皆様、ワクチン接種に携わる皆様、対応していただいている皆様方に対しまして、感染防止に努めつつ、御尽力いただきまして、深く感謝を申し上げます。  私もやっと九月の一日に、まず、一回目の職域接種を打たしていただいたところでございます。モデルナではございますけども、接種後二回ほど痛みがあってということで、報道等で手が上がらないだとか、そういった報道があったんですけども、実際、私もほとんど手が上がらないぐらい痛くなったということで、貴重な体験をしたんだなというふうに思っています。二回目は二十九日っちゅうことで、二回目のほうが、熱が出てきついというふうに聞いてますんで、体調のほうを十分整えて接種に臨みたいというふうに思っております。  それでは、事前通告に従い、一般質問のほうに入らさせていただきますが、今回は五項目十一点の質問を行います。  一項目め、ゼロカーボンシティーを目指す取組について。  一点目、脱炭素の市内削減効果はどのように見込んでおられるでしょうか。  二点目、公用車の電動化はどのように検討されてますか。  三点目、市民の周知はどのように考えてますか。  二項目め、井戸水等の飲用についてでございます。  井戸水等を飲用している家庭は、市内にどれぐらいあるのでしょうか。  二点目、何年も検査していない井戸の水質検査代は助成できませんでしょうか。  三点目、災害発生時、避難所周辺の安全な井戸水等の水源は明確になってますか。  三項目め、単身高齢者の見守りについてです。  一点目、単身高齢者の現状はどのような状況でしょうか。  二点目、安否見守りサービス等の導入は検討できないでしょうか。  四項目め、うさし子育て応援企業認定制度ですけれども、正しくはうさし子育て応援認証制度が正規でございます。訂正、お願いします。  一点目、現在の登録状況についてどのような状況か。  二点目、今後、子育てしやすい職場を増やしていくための方策はあるのでしょうか。  五項目め、豊前善光寺駅の駐輪場整備についてでございます。  一点目、屋根つき駐輪場の整備は現在どのような状況なのかお伺いいたします。  以上で一回目の質問を終わらさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、ゼロカーボンシティーを目指す取組についての一点目、市内削減効果についてと三点目、市民への周知につきましては、関連がありますので一括してお答えをいたします。  市では、二〇三〇年度の温室効果ガス排出量を国の削減目標以上とする世界首長誓約に署名するとともに、二〇五〇年度までに、二酸化炭素排出量ゼロを目指す、ゼロカーボンシティーを表明しております。  また、市町村には義務づけられていない地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を平成三十一年に策定するとともに、本年予定されております国の地球温暖化対策計画の改定に合わせ、本計画の見直し作業にも入っているところであります。  現在の計画では、対策により二〇三〇年度の温室効果ガス排出量が二〇一三年度から二四・八%削減すると推計しておりますが、改定計画では、目標値を四六%へと大きく引き上げることとしております。  脱炭素社会の実現には、住民、事業者、行政との協働の取組が必要であります。住民一人一人が地球温暖化を自らの問題として捉え、ライフスタイルの見直し、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー対策に取り組んでいかなければなりません。  今後も、協働の取組の実現に向けて、国、県の動向を注視するとともに、引き続き脱炭素社会に向けた施策を調査研究していきながら、広報、ホームページ、SNS等を通じた情報発信、各種啓発活動に努めてまいります。  以上で、私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(井本裕明君)次に、一項目めのゼロカーボンシティーを目指す取組についての二点目と三項目めの井戸水等の飲用についての三点目と五項目めの豊前善光寺駅の駐輪場整備についてを総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、ゼロカーボンシティーを目指す取組についての二点目、公用車の電動化はどのように検討されているかについてですが、公用車の更新につきましては、第二次総合計画、後期基本計画、及び地球温暖化対策実行計画に基づき、EV(電気自動)車、HV(ハイブリッド)車やPHV(プラグインハイブリッド)車などの環境負荷を和らげる次世代自動車やバイオディーゼル利用車の導入を推進しております。  今後も、計画的に、次世代自動車の導入を推進し、低炭素社会の実現に取り組んでまいります。  次に二項目め、井戸水等の飲用についての三点目、避難所周辺の安全な井戸水等の水源は明確になっているかについてですが、市が指定する避難所の周辺で災害時に利用が可能な井戸についての調査は行ってはおりません。  県内他市においては、井戸や貯水槽などを所有する個人や企業などから、災害時の水の利用についての承諾を得た上で、災害時等生活用水として公表している事例がございます。  今後、災害時の水の確保に向け、先進事例も参考にしながら調査研究してまいります。  次に五項目め、豊前善光寺駅の駐輪場整備について、現在の状況は、についてですが、昨年度実施した構内の築山撤去に続き、本年度はJRとの工事内容や実施条件などに関する協議を経て、現在、設計業務を委託しているところでございます。  今月末には設計が完了しますので、その後、入札手続に取りかかり、十一月中には発注ができる見通しとなっております。  なお、工事概要は、約百台分の屋根つき駐輪場を整備する計画であり、工期は令和四年三月中旬までの約三・五か月を見込んでおります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)次に、二項目めの井戸水等の飲用についての一点目及び二点目を、市民生活部長 加来 定君。 ◯市民生活部長兼市民課長(加来 定君)皆さん、こんにちは。市民生活部長の加来でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  二項目め、井戸水等の飲用についての一点目、井戸水を飲用している家庭はどのくらいあるかと、二点目、水質検査代は助成できないかについては、関連がありますので、一括してお答えします。  昨年度末時点の本市の毎月流動人口調査による世帯数は二万二千六百十八世帯で、同時点での家事用の給水戸数が一万七千八百三十四戸であることから、井戸水等を飲用している世帯は、約四千八百世帯であると推測しています。  これらの家庭で飲用している井戸水の水質検査については、厚生労働省制定の飲用井戸等衛生対策要領において、一年以内ごとに一回行うことが望ましいと推奨がされていますが、多くの設置者が定期的な検査を行っていないと考えられます。  また、水質検査代につきましては、宇佐食品衛生協会によると、一般的な項目である十一項目の検査であれば、五千五百円とお聞きしています。  設置者へ求められている水質検査については、井戸の恒常的な維持管理の一環でありますので、必要があれば、各自でお願いしたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)最後に、三項目めの単身高齢者の見守りについてと、四項目めのうさし子育て応援企業認証制度についてを、福祉保健部長 岡部輝明君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)福祉保健部長の岡部でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、単身高齢者の見守りについての一点目、単身高齢者の現状はどのような状況かについてですが、平成二十七年国勢調査によりますと、老人ホーム等施設を除く一般世帯総数二万二千四百二十二世帯のうち、単身高齢者世帯は三千六百六十九世帯です。  本市では、市内の七つの中学校区ごとに設置している地域包括支援センターで、高齢者が住み慣れた地域の中で安心して暮らせるよう、民生委員や区長、老人会、愛育班などと協力し、支援が必要な高齢者の情報共有のための自治区別の高齢者安心ネットワーク会議を開催する等により、高齢者の状況把握に努めております。  二点目、安否見守りサービス等の導入は検討できないかについてですが、本市では、単身高齢者等の居宅に緊急通報装置を設置し、市が委託する緊急通報受信センターによる安否確認及び関係機関との連携により、生活を支援する高齢者安心サポート事業を実施しています。  また、これまで安心院・院内地域で実施しておりました、高齢者等食の自立支援事業を、本年七月一日から宇佐地域にも規模を拡大して実施しています。  この事業は、在宅の単身高齢者等に対し、低栄養状態の予防、改善を図るとともに、安否確認を行うことを目的としていますので、事業の周知により、見守りにつなげてまいります。  そのほか、地域包括支援センターによる個別訪問や四十九か所の老人クラブが友愛訪問として見守り活動を行っています。  今後とも、国、県や関係機関の動向にも注視し、高齢者の安全安心な生活が確保されるよう努めてまいります。  次に、四項目め、うさし子育て応援企業認証制度についての一点目、現在の登録状況についてですが、本市では、平成二十七年度から、仕事と子育てが両立しやすい職場環境づくりに積極的に取り組んでいる企業を認証する、うさし子育て企業認証制度を実施しております。  現在の認証企業は、株式会社CKK、現在はマレリ九州株式会社です。それから株式会社ニシノユニティ、双葉産業株式会社の三社となっております。  二点目、今後、子育てしやすい職場を増やしていく方策はあるかについてですが、まずは、子育て応援企業をしっかり増やしていきたいと考えております。  昨年度は、市内にある、県が認証したおおいた子育て応援団、しごと子育てサポート企業と、宇佐市立地企業推進協議会の四十社余りに案内させていただき、数社からお問合せをいただいているところであります。  今後も、仕事と子育てが両立しやすい職場を増やしていけるよう、認証制度の周知について、国や県、関係課と連携しながら、取り組んでまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  八番 多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)それでは、順次再質問を行います。  一項目めのゼロカーボンシティーを目指す取組についてでございますけども、削減効果のところについては、答弁をいただきました。  まず、異常気象の原因がですね、地球温暖化と言われた、世界各地でカーボンニュートラルを目指して、目標として掲げる動きがですね、広がりまして、宇佐市においても、昨年十一月に、再生エネ利用促進、大分県初の世界首長誓約、日本に二十八番目に署名をされ、六月議会でカーボンシティーを表明しました。  日本全体で、CO2の排出量、年間約十一億トン。そのうちの約四割は、エネルギーをつくる段階でのCO2の排出量になっているわけではございますけども、日本の発電の約七五%が火力発電に頼っており、その際、CO2の排出している発電方法で、電気をつくっているのが現状でございます。  現状の宇佐市のCO2の排出量は分かりますか。 ◯副議長(井本裕明君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境の河合でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  宇佐市のCO2の排出量ということでございますが、ちょっと前の資料になりますけれども、平成三十一年の作成のですね、宇佐市地球温暖化計画、実行計画の区域施策編の中にですね、二〇一三年度における宇佐市全域のCO2の排出量は約百五十二万五千トンというふうに推計しております。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)地域脱炭素ロードマップを見てみますと、様々な取組の中で、電気の省エネ関係や住宅に関すること、移動に関してや食べ残し、またごみの削減など、幅広い内容で、奥が深い。これ実際、ホームページのほうからコピーさせていただいたんですけど、約五十ページほど、ロードマップの内容のほうが記載されております。  特にですね、宇佐市として特化し、他市に負けないような取組をいこうというところについて、どういった項目に主に取り組むものかお伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)再質問にお答えいたします。  今現在ですね、宇佐市といたしましては、六月の補正でも御承認いただきました蓄電池や充電設備の設置補助について、県下トップクラスの補助金であるというふうに自負しております。その内容といたしましては、設置に関して十万円というふうになっております。また、環境活動の団体の活動支援も、補助金に創設したところでございます。  そういったところをですね、活用していただきながら、市民の意識の醸成を図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)車関係のところで、力入れていただいているというところについては、大変ありがたいと思っております。ちょっとなかなかちょっと奥が深くて、これを事細かに聞くと、多分時間内に全然終わんないんで、今回はちょっとこの辺でさらりと説明させていただいて、次回また、ちょっと詳しく説明というか、切り込んでいきたいなというふうに思っているんですけども、最後に市長、ゼロカーボンシティーについてですね、重要性等あればですね、お伺いいたしたいと思います。 ◯副議長(井本裕明君)宇佐市長。 ◯市長(是永修治君)多田羅議員の再質問にお答えいたします。  御案内のとおり、近年、毎年のように大規模な自然災害が続いてございます。これは議員も御指摘あったとおり、地球温暖化に起因しているとこ、大きいんじゃないかというふうに言われているとおりであります。  また、このコロナの問題も、この地球環境問題が原因に挙げられるんじゃないかというような説もあるようなことでなってございます。  安全安心な地域づくり、そしてアフターコロナ、ウィズコロナを展望したときに、この脱炭素、ゼロカーボン社会を目指すことというのは極めて重要な取組だというふうに認識をしております。  そういったことの考えから、いち早く、世界首長誓約に署名もし、また、先般、ゼロカーボンシティーも表明させていただいたところであります。  また、特に私ども宇佐市は、自動車産業が集中しておりますので、自動車用の充電設備の補助等によりまして、その特色を出そうということで、脱炭素のグリーン補助制度も創設をしたところであります。  先ほど、最初のとこで答弁いたしましたけども、実現するにはですね、この行政だけでも当然限界がありまして、住民、事業者、行政、それぞれがですね、一人一人、そういう意識を持って、協働した取組が大変重要になってきます。私どももですね、そういった機運の醸成も含めて、せっかく、大分県トップで表明させていただいていますので、自治体のトップランナーとしてですね、今後も全力を尽くしてまいりたいと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。  それでは、続いて二点目の公用車の電動化についてどのようにっていうところにございますけども、電動車は動力源に電気を使う自動車の総称でございます。電気自動車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド、燃料電池とですね、大きく四つ分かれております。  その中で、ハイブリッド車は、エネルギー変換効率がよいので、ガソリンエンジンよりも燃費が大変よくなるということで、一例ですけど、十万キロ走った場合に、実燃費計算で、平均約二十五万円から三十五万円ほど安いというふうに言われてます。経費削減のためにはですね、ぜひどんどん進めていっていただく課題だと思いますけども、今現在、公用車の電動化率は何%ぐらいですか。
    ◯副議長(井本裕明君)行財政課長。 ◯行財政経営課長(岩男博文君)行財政経営課長の岩男でございます。再質問にお答えします。  公用車の電動化率についてですが、現時点で公用車のほうは二百六十一台管理しています。そのうち軽自動車がハイブリッド車が三台、普通車がハイブリッド十二台とプラグインハイブリッド一台の計十三台でございます。  全体の電動化率でいえば六・一%になりますが、電動車の導入が難しい消防特殊車両や給食の配送車等のトラックを除きますと、軽自動車で二・八%、普通自動車で三〇・二%になっております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)そうですね。全ての車を変えるというのは多分困難だとは思うんですけども、業務をしっかり、事務的に動く仕事だとか、いろいろあって、変えやすい仕事内容の職場もあるかというふうに思ってます。そういった中でですね、そういった目標ですね、目標がないとなかなか実行に移せないというか、PDCAの話だとかでも、しっかり目標を決めてというところがあるんで、目標については、どのようになっていますか。伺います。 ◯副議長(井本裕明君)行財政経営課長。 ◯行財政経営課長(岩男博文君)お答えします。  目標についてですが、答弁にもありました第二次総合計画後期基本計画、それと、地球温暖化対策実行計画の中では、環境負荷を和らげる次世代自動車、いわゆる議員おっしゃられる電動車になりますが、それと併せてバイオディーゼル燃料利用車の導入を推進するということでの推進目標にはなっておりますが、具体的な数値目標等は現在ございません。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)年度目標をしっかり決めてですね、やってどんどん進めていっていただきたいなというふうに思います。  続いて、市民への周知のほうになりますけども、市役所で盛り上がっていても、なかなか市民に伝わりにくいと言ったらあれなんですけども、そういったところをですね、広報のみならず、SNSで発信するだとか、そういった手法等は考えられていますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境課長の河合でございます。再質問にお答えいたします。  SNSの情報発信についてでございますが、SNS、LINE、インスタグラム、フェイスブック等は、今、宇佐市のほうで、ツイッターも含めてやっておりますが、今、市民にタイムリーに情報発信する手段として有益だというふうに思っております。特に、LINEはですね、コロナ禍であって、有益な情報を流す手段として好評であるというふうに認識しております。そういったSNSの特性を生かしてですね、今後とも、環境問題について、適宜に情報発信をしてまいりたいと思います。  また、余談ではございますが、SNSとは別にですね、八月号の広報では、先ほど言った充電設備の関係の補助金、それから、九月号では地球温暖化に関する特集号というふうなことで、市民に周知を図っていってまいっているとこでございます。広報、ホームページ、SNSを連携させながら、情報発信の拡充をしていきながら、先ほど言った、市民、事業者、そして行政、一体となった、環境問題の意識の醸成に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)発信する際はですね、かみ砕いて、市民に分かりやすい文面、記事内容でよろしくお願いしたいと思います。  また、CMのほうでもですね、選択肢を増やすカーボンニュートラルは共感が必要だということで、ある自動車会社の社長さんが言っておられましたので、さらなる推進をお願いしまして、次のほうに入ります。  二項目めの井戸水の飲用についてということで、市内の中で約四千八百世帯であるということで、一回目の答弁でいただきました。  なかなか個人の所有は把握できないというふうには聞いてたんですけども、市が管理している地下浸透や井戸などの水源は、今現在どのように管理されているのか、お伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境課長の河合でございます。再質問にお答えいたします。  現在、当課が管理している井戸は四か所ございます。設置者として、法定点検の年四回水質調査を行っております。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)逆に管理してない井戸というのは、どのようなものなのかお伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)はい、お答えいたします。  考えられるのが、一般の飲料用の井戸や業務用の飲用水の井戸だと考えております。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)答弁の中でも、多くの設置者が定期的な検査を行っていないというふうに考えられますということだったんですけども、井戸水を飲用している皆様へ、安全な井戸水、飲用井戸の管理、例えば衛生的な管理や水質検査の実施などの啓発はどのように行っているのかお伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)現在ですね、私どもに井戸水の水質検査というふうな御提案あったときには、先ほど言った宇佐食品衛生協会での検査を紹介しております。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)井戸水、飲用井戸に対してですね、衛生的な管理や水質の検査など、そういったところをホームページとかですね、チラシ等で再度啓発されてはというふうに思います。  二点目の、何年も検査してない井戸の水質検査の補助についてなんですけども、各自でお願いしたいという答弁をいただいたんですが、現在使用している井戸がですね、湧き水などで冷たくておいしい、長年、そういった形で飲んでおられる方もいるかと思います。その中で、有機物の地下浸透などで汚染されてですね、いつの間にか、飲料水として適せないおそれがあります。  そういった、その水をですね、子供たちが飲めば、胃の中にピロリ菌が住みつくリスクも増えてくるんじゃないかなというふうに考えています。また、ピロリ菌のほうについては、感染するのに、主に、五歳から六歳以下の幼児であります。免疫力の低い幼児期に、生水、主に井戸水や食べ物を一緒に摂取してしまうことが大半だというふうに言われておりまして、さらに、幼児の場合、胃酸酸度や分泌量が低くて、ピロリ菌が胃内で生き続けやすい環境であることも感染要因の一つだというふうに言われておりますけども、市民のよりよい健康状態をですね、目指すためには、これまで行っておりませんでした、井戸水等の水質検査を進めてはいかがでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)再質問にお答えします。  議員御指摘のとおり、ピロリ菌は、乳幼児がかかりやすいというふうな実態がございます。その状況でですね、検査機関にちょっと確認をしてみました。一般的な水質検査では、県内でピロリ菌の検査をやっているというところは、ちょっと私どもでは確認できませんでした。  インターネット等で、ちょっと検索してみましたら、やっぱりピロリ菌の検査というのは、一項目だけでも、ちょっと高額なところもございまして、どうしようかなというところがございます。まず、最初にですね、ピロリ菌の一番手っ取り早い方法は、煮沸消毒というのが一番手っ取り早いというので、そういう懸念がある方に関しては、飲料水について煮沸をしていただくのが一番いいんじゃないかというふうに思っております。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)この内容はですね、今まで議会で発言がなかったのかなというのをちょっと調べさせていただいたんですけども、平成二十九年九月議会で、河野康臣議員が水質検査ができないか。また、浄水器の設置の助成はできないかというふうな質問をされておりました。  その際ですね、浄水器の購入については、補助基準の設定などが難しいということで、検討されていくという答弁だったんですけども、その後、検討されたのか、お伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)再質問にお答えいたします。  以前、質問があった件でございますが、そういった先進地の事例をちょっと問合せさせていただきました。その市ではですね、水道水が水道水の地域ではない地域でですね、そこは引くのが難しいというところで、地域的に全体でですね、土壌汚染といいますか、いろんなフッ素であるとか、ヒ素であるとか、鉛であるとか、そういった物質の中のが基準値を超えて、なかなか対応が難しいという事例があったみたいです。幸いにも、当市では、今そういうふうな事例がありません。  先ほど、回答書にも言いましたように、各自でお願いするところではございますが、そういった事例があればですね、どういった方法ができるのか、考えていきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)河野議員の前の発言の中で、赤ちゃん等にマンガンが非常に悪いという話とかありますので、この件についてはですね、同じ会派の市民れんごうとして、少しでも前向きにフォローしていきたいなというふうに考えております。  三点目のほうについては、災害時の避難所周辺の安全な井戸の水源でございます。  災害発生時に、インフラが寸断されて、水道水が使えない場合が来たときですね、避難所周辺の井戸水が有効活用されると考えられます。その際、どこの井戸を使えるかなどですね、そういった市民の声を聞いてますんで、いざというとき、トイレや飲み水としての命の水が確保される防災井戸がですね、市内に設定をしないのかお伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  そういったインフラ等に大きな影響が出た場合の災害時の水の確保ということでございますが、飲料水といたしましては、市の備蓄や流通備蓄、そしてまた、市の所有の給水車や、他市、関係機関からの応援等の給水車での配水を行う計画でございますし、生活用水については、プールなどの水も活用していくというふうな計画ではありますけども、そういった、インフラが寸断されて、スムーズに供給が行われないような事案が生じた場合、対策として、御質問にありましたような民間井戸の活用というのは、有効であるというふうに考えております。  県内でもですね、大分市、臼杵市、津久見市、佐伯市などで、災害時の、そういった井戸ですね、災害時生活用水協力井戸とか災害時市民開放井戸という名称で、井戸のリストを作成して、緊急生活用水マップというようなことで公表しているような事例があります。  当市でも、そういったことが可能なのかどうかですね、ちょっとそういった先進の事例等を調査研究していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)そこの避難所から安全な井戸水はここですよっていうのを決めるだけなんで、そんなに難しくないんかなというふうに、ちょっと管理のところで、検査代とかは、余分にはかかると思うんですけど、そんなに多額な費用がかかるわけじゃないんで、ぜひとも前に進めてもらいたいなというふうに思います。  いろいろなケースがあってですね、災害には備えが必要であります。いろいろな選択肢を持っていくほうが強みになり、さらには市民の命を守るということになると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。  続いて、三項目めの単身高齢者の見守りについてでございます。一点目、二点目、合わせて質問のほうをさせていただきますけれども、高齢者の数もかなり多くなってきております。人的な見守りサービスという対策はですね、人口減少によって徐々に厳しくなってくるっていうのが、目に見えております。  高齢者が安心して独り暮らしをしていくためにはですね、自治体ができる最も大事な支援として、考えていかなければいけないのは、やはり安否確認ではないだろうかというふうに思ってます。  家電のオンオフや人勧センサー等、IT技術を活用した見守りや、宅配業者や警備会社等との連携をですね、やっております。地域の見守りなどですね、他の自治体はですね、様々な工夫のほうがされております。  宇佐市の現在の見守り制度はどのようなものがありますか。 ◯副議長(井本裕明君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)介護保険課長の奥野でございます。八番 多田羅議員の再質問にお答えいたします。  宇佐市の見守り施策ということでございます。まず、回答にもございましたが、地域包括支援センターが行う総合相談による訪問や高齢者安心ネットワーク会議、それから認知症高齢者見守り事業としまして、位置情報システムGPSを家族に貸し出して行方を把握するものと。それから、これも回答でございました宇佐市の老人クラブ、友愛訪問、老人訪問事業でございます。  それから、一部の地域ではございますが、地域高齢者安心確保事業としまして、社会福祉協議会に委託しておりますのが、独り暮らし、高齢者愛の訪問事業という乳酸菌飲料を配達し、その際に安否確認を行うもの。それから、黄色い旗運動という、特に元気であれば、旗を玄関先に掲げるという、二十八地区で取り組まれております。  そのほか、回答にもありましたように、高齢者安心サポート事業や緊急通報装置、そして高齢者食の配食事業ですね、配食による安否確認と、このような見守り施策を行っているところでございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)今説明があった中の緊急通報装置の設置状況については、どのような状況か伺います。 ◯副議長(井本裕明君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)多田羅議員の再質問にお答えします。  緊急通報装置の設置状況でございます。設置台数がただいま、九月一日現在で五百八十七台でございます。そのうち、独居の世帯が、独居の方が五百一人という状況になっております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)緊急通報装置のほうはですね、高齢者からの通報や相談できるシステムというふうに聞いたんですけども、他市ではIT技術を活用したサービスがさらにどんどん進んでおります。IT技術を活用した見守り支援サービスで、熱源の動きを感知するモーションセンサーや明るさを検知する照度センサー、温度と湿度を感知する温湿度センサーから取得した情報を基に、室内にいる利用者様の安否などが行えるようになっているという事例等もあります。  また、センサーはですね、管理システムで一括管理することができて、オプションで徘回対策や脈や呼吸の管理が行えるセンサーの利用もあるみたいでございます。  こういったIT技術を活用した安否見守りサービスの導入は、どう考えられていますでしょうか。答弁を求めます。 ◯副議長(井本裕明君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)多田羅議員の再質問にお答えします。  議員おっしゃるように、人口減少、それから、現役世代の急激な減少という問題がございます。そして、高齢者支援のいろいろな事業所、介護保険の事業所においても、人材不足ということが言われております。  そうした中で、地域包括ケアシステムを実現していくためには、ICTを活用し、人材不足を補っていくということは非常に有用な取組であるというふうに考えております。  ただいま、今運用しております、緊急通報装置におきましては、オプションのサービスにはなりますが、人感センサーというのも用意がされておりまして、自分がボタンを押さなくても、二十四時間動きが感知されなければ、ボタンを押したのと同じような通報が緊急通報受信センターに届くということも用意をしておりまして、かなり手厚いサービスが可能になっているというふうに考えておりますが、議員がおっしゃるような、新しい技術ICTを活用した様々ないろんな民間のですね、サービスの供給の状況等にも注意深く注視していく必要があると思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)核家族化がどんどん進んでおりまして、子供がいても、結婚だとか、就職、転勤などで、親と同居しない家族が今どんどん増えてきております。今後もさらに増加することが見込まれている中、他市に負けない支援を行っていただけるようにお願いして次のほうに行きたいと思います。  続いて、四項目めでございます。  うさし子育て応援認証制度についてでございますけども、この制度は、仕事と子育てが両立して、職場環境づくりを積極的に取り組んでいる企業を認定すると。当該企業が社会的に評価をされる仕組みをつくって、子育てを、地域で支えるまちづくりを推進することが目的でございますけども、登録者数はですね、三件ということで、なかなか増えてないんですけども、この原因についてはどう考えていますでしょうか。伺います。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。
    ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。八番 多田羅議員の再質問にお答えいたします。  原因といたしましては、二つ考えられます。  一つ目は、私どもの制度の周知や体制、そして、企業様へのアプローチが十分ではなかったこと。  二つ目は、企業様から見てメリットが感じられていないのではということでございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)この制度は、二〇一五年につくられて約六年がたつということで、本当進んでないんかなというふうに思ってます。ほかにも同様な制度はですね、県内にございまして、厚生労働省が認定するくるみんマークの認定や、県が認定する先ほども話ありましたけども、おおいた子育て応援団、しごと子育てサポート企業の制度があります。  認証件数で言いますと、県のおおいた子育て応援団、しごと子育てサポート企業の認証制度がですね、ホームページ上で、ちょっと数えたんですけど、約二百四十九社ぐらい登録されているということで、県のほうがかなり進んでいるんかなというふうに思っておりまして、その中で、県の認定制度と宇佐市の認定制度ですね、この認定基準について、どういったところに差があるのか、お伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  認定基準については差がございます。認定基準には、一つ目、一般事業主行動計画を策定し、実践していること。こちらについては、県も市も同じでございます。  次に、二点目の子育てを行う労働者などの職業生活と家庭生活との両立を支援するための雇用環境の整備等に関する二十数項目のうち、県は一項目以上、市は五項目以上となっております。  市といたしましては、市の基準が県より高くなってはいますが、子育て世代の立場から、子育てと仕事の両立がしやすい職場環境づくりを企業の方々がしていただけることの願いを込めまして、この五項目は堅持したいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)はい、分かりました。  県のほうが、一項目でも該当してれば認定する。宇佐市のほうについては、ハードルを高くしてて、五項目ということで、職場環境の改善を積極的にっていうところについては理解しました。  これ、先ほどメリットという話があったんですけども、企業側からしてメリットというのは、大分県と宇佐市では大きな差があるのか、伺います。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  メリットといたしましては、この認証されているということがですね、アピールできるということになるんですが、県のほうの認証のほうが、やはりアピールが広報やホームページを通じて、されているものと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)厚生労働省のくるみん認定、プラチナくるみん認定を受けれますとですね、税の優遇制度が受けられて、事業初年度において、普通償却限度額の割増し償却ができるということで、市内の企業がですね、そういった関心を持つようなだとか、あとまた、所得向上を目指す企業が増加するような市独自の優遇制度、そういったやつとかは検討できないでしょうか。伺います。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  認証制度のメリットについてですね、今後、企業様や宇佐市地域雇用創造協議会や関係団体の方々にですね、御意見を伺いまして、考えてまいりたいと考えています。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)くるみん認定はですね、名刺等に記入して、様々なところで広告でアピールができるというふうに聞いています。これちょっと以前にもお話しさせていただいたんですけども、イメージキャラクターやマーク等を、ぜひですね、設定していただきたいなというふうに思います。  二点目の子育てしやすい職場環境、職場を増やしていく方策ですね、についてでございますけども、現在市内で働く男性の育休実態はどのような状況なのか、お伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  市内の企業で働く男性の育休実態については、すいません、把握しておりません。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)先日、ある会議で、男性の育休の重要性や、母親への心身的なフォローなど、奥深いところがあるというところを勉強させていただく機会がありました。そのときですね、この制度があまり進んでないなというふうに気づいて質問を取り上げさせていただいた次第ではございます。  今後もですね、小規模事業者等ですね、さらなる拡大が必要だというふうに考えますけども、百人以下の事業所については、努力義務で、事業所の周知が課題だというふうに思いますけども、今後どのように周知させていくのか伺います。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  まずは、子育て応援企業制度をですね、しっかりと増やしていくため、企業様はじめ、関係団体、さらにですね、五年後、十年後を見据えて、就職を考えている高校生や子供たちに周知してまいりたいと考えています。  本市は、県内市町村の中で唯一、子育て応援企業認証を行っている市です。市内には、子育てしやすい企業がたくさんあることを子供たちにアピールできるように、しっかりと取り組んでまいりたいと思っております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)一部の企業にとどまらずですね、この停滞している制度をしっかり前進させていただいて、制度の見直しや、また、イメージキャラクター、マークなどの制作をですね、強く望むところではございます。  働きながら子育てしやすい環境を市内全域に広げることで、少子化対策にも必ず効果があるというふうに考えますんで、ぜひちょっと進めていただきたいというふうに思います。  最後でございます。豊前善光寺駅の駐輪場ではございます。現在の利用状況はどのような状況か、お伺いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  豊前善光寺につきましては、議員よりですね、御要望、御指摘いただきました築山を、昨年度撤去いたしました。これについて、地元で駅周辺のパトロールとかをですね、ボランティアやっている方々から大変感謝の言葉をいただいております。そのおかげもありまして、常時八十台前後だと思いますが、以前に比べてですね、そういうボランティアの方の御尽力もありまして、かなりきれいに整理されているんじゃないかなというふうに認識しております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)私も会社出勤前にですね、ちょっと豊前善光寺の駅に行って確認させていただきました。そんで、七十台ぐらい、私が見たときは止まってたんですけど、整備途中というのは大変理解できます。今の駐輪場の入り口がですね、ちょっと狭いって言ったらあれなんですけど、車が止める駐車場のほうまで、入り口のとこで混んでるみたいなイメージなんが一つと、あともう一つが、識別されて、使えない自転車が右側の一番奥のところに置いてて片づけるんかな、管理されているんかなっていうふうに思うんですけど、そういった、使えない自転車とか、今どういう形で処分するのか、今度いつ片づけるのかっていうのは分かりますでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  まず、放置自転車に関しましては、今年度につきましては、八月末ですが、JRのほうでですね、十四台ほど撤去いただいております。今後屋根つき駐車場ができましたら、市のほうでですね、撤去をすると、形になろうと思います。  それにつきましては、なかなか通常の管理については、先ほど申し上げたボランティアの方であったりとかですね、地元の高校のほうにも協力をいただきながらですね、管理をしていきたいなと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)完成予定は、令和四年の三月中旬ちゅうことは、その翌の年の四月に入ってくる子供たちが使えるというイメージでいいんですかね。 ◯副議長(井本裕明君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  来年度の新学期ですね、から新しい施設が使えるようにということで進めております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)最後のちょっと質問ですけど、課題とか特にないんでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。はい。  建設に関しましてはですね、今、設計が上がってまいりまして、JRのほうに最終的にこういう形でいいですかという協議をですね、しております。今のところ、特に大きな課題は生じておりませんが、もし、JRから何らか、また、要望が出ればですね、調整を図って早期完成に向けて取り組みたいなと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。  あそこはですね、通学で使っている中学生、高校生たちが数多くおるというふうに認識しておりますし、また、雨が降ったときですね、やっぱりかっぱを直すところとか、そういった着替える場所等もありませんので、早期実現に向けてお願いしたいなというふうに思います。安心で安全な使いやすい駅になるように、少しでも早い、早期かつ完成をお願いして、私の一般質問を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)以上で、多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩をいたします。  なお、再開は十四時二十分といたします。                 休憩 午後二時十分               ──────────────                 再開 午後二時二十分 ◯副議長(井本裕明君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  九番 河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)皆さん、お疲れさまです。九番 河野睦夫です。  ちょっと密を避けるはずの議場が、後ろのほうがちょっと人が多いので、前が非常に寂しいんですけど、一時間はかからないと思いますので、よろしくお願いいたします。  先日パラリンピックの閉会式、行われました。オリンピック、パラリンピックについてはですね、いろいろ賛否両論あったと思いますが、パラリンピックについてはですね、いろんな面で効果をもたらすんじゃないかなと、そんなふうに考えています。  私もテレビの中継を見ながらですね、障害を持った方々が、いろんなスポーツ競技に熱戦を繰り広げていました。それを見ながらですね、感動を覚えた方も多いと思います。  パラリンピックについてですけど、今回この大会を機というわけではないんですけど、教育の場においても、いろんな効果をもたらしております。  このオリパラ教育というのがありまして、この教育によって、パラリンピックスポーツの中にちりばめられた様々な工夫、それから、障害のある人に対する思い込み、それから先入観に捉われない、口が回りませんが、先入観に捉われない考え、こういったことをですね、いろんな実践を通して子供たちに学んでいただくということであります。  身の回りにできないこと、ちょっとした工夫でできるようになるということを、教育を通じて子供たちに考える力を養っていく。そういった教育であります。こういった教育が全国で、今大会前後を通してですね、実践されました。  その中で、開催国の最優秀賞、開催国の特別賞として、小学校二校がパラリンピックの閉会式で表彰されたということであります。こういった教育の実践活動がですね、全国的、それから宇佐市においても、今後もですね、今大会を機に広がっていくことを願っています。  それでは、本日は四項目について質問いたします。  まず一項目め、院内町特産ゆずの今後についてであります。  院内町のゆずは昭和四十年代より、朝夕の気温差を生かし、日当たりがよく、風の影響を受けにくい傾斜地に団地形成を進め、産地化を図ってきました。しかし、昨今は、生産者の高齢化、後継者不足により、作付面積や生産量も減少している状況であります。  一点目、ゆず生産者及び出荷量の現状。  二点目、本市の農産品の中で、ゆずはどのような位置づけをされていますか。また、今後、生産者に対してどのような支援を考えていますか。  三点目、以前より、ゆず団地での鳥獣被害が聞かれていました。しかし、今年に入り特に鹿による被害が多く聞かれます。ゆず団地における鳥獣被害の状況と今後の対策について。  次に、二項目め、土砂災害防止対策について。  全国各地で集中豪雨に見舞われ、甚大な被害が発生しています。市内の住民の安心安全を確保するため、万全の策を講じる必要があります。  一点目、市内における土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域の現状。また、斜面崩壊等の土砂災害を未然に防止するための対策は。  二点目、市内にある危険な状態にあるため池の現状、また、維持管理できないため池や不要なため池の対策は。
     三項目め、市営住宅の管理について。  市営住宅は、住宅に困っている低所得者の方に、安い家賃で住んでもらえるよう国の補助と市の負担により建設された公営住宅です。近年、老朽化が進み、管理ができない住宅も多く見受けられます。  一点目、市が管理する公営住宅の管理戸数と空き部屋の戸数は。  二点目、空き部屋を見学した際に、部屋の中にごみが散乱して非常に汚かったということを聞きました。現状はどうですか。また、入居者が退去後の維持管理はどのように行っているのか。  最後に、四項目め、放課後児童クラブの施設整備についてです。  院内中部放課後児童クラブは、現在、院内支所裏にあるプレハブを利用し、運営されています。しかし、プレハブの屋根、天井の問題や空調設備等の老朽化により、夏の炎天下には室内温度が上昇するなど、悪環境になっています。コロナ禍での換気の問題、利用する子供たちや支援員の健康面からも早急な対応が必要と考えますが、市の見解。  以上、四項目について質問いたします。よろしくお願いいたします。 ◯副議長(井本裕明君)それでは、河野睦夫議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、土砂災害防止対策についての一点目。市内における土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域の現状と土砂災害を未然に防止するための対策は、についてですが、土砂災害防止法に基づき、県が指定した区域は、本年六月現在、市内では、土砂災害警戒区域が千二百四十三か所、このうち土砂災害特別警戒区域が千百十九か所となっております。  斜面崩壊等の災害を未然に防ぐための対策といたしましては、急傾斜地崩壊対策事業や砂防事業、地滑り対策事業などがあります。本年度は、急傾斜地崩壊対策事業を市では五地区、県では八地区を予定しております。  一方で、ハード対策には多くの時間と経費が必要なため、国は土砂災害防止法を一部改正し、新たに警戒避難体制の整備及び開発行為の規制やソフト対策を盛り込んだところであります。  このような中、本年度、県が行う基礎調査に基づき、三十六か所の土砂災害警戒区域が市内で新たに指定される見込みとなっております。そのため、市では、この指定の進捗状況に応じまして、土砂災害ハザードマップを作成するとともに、住民への周知を図ることといたしております。今後とも、ハード、ソフト両面から土砂災害の未然防止に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、担当課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯副議長(井本裕明君)次に、一項目めの院内町特産ゆずの今後についてと、二項目めの土砂災害防止対策についての二点目を、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えします。  一項目め、院内町特産ゆずの今後についての一点目、ゆず生産者及び出荷量の現状は、についてですが、院内町においては、昭和四十五年の生産者六戸、栽培面積八十アールから、作付拡大を推進したことから、当初の植付けから八年後の昭和五十三年には、三十トンの出荷量となっています。その後、昭和六十年代に生産のピークを迎え、昭和六十二年の生産者は百三十六戸、出荷量は六百三十九トンまで拡大したものの、令和二年の生産者は八十七戸、出荷量は二百三十四トンと、近年は減少傾向にあります。  二点目、本市の農産品の中でゆずはどのように位置づけされているのか。また、今後生産者に対してどのような支援を考えているのかについてですが、ゆずは条件不利地域の多い中山間地域に適した収益性の高い作物であり、ゆずごしょうや清涼飲料水など、加工適性も高く、需要は上向き傾向だと考えております。  市としましては、今後とも、経営所得安定対策の重点推進作物としての助成をはじめ、新規作付規模拡大に関連する植栽等の事業実施を推進し、生産者、出荷量の拡大に努めてまいります。  三点目、ゆず団地における鳥獣被害の状況と今後の対策は、についてですが、ゆずは葉っぱや果実の香りが強く、枝に鋭いとげがあるため、鹿の食害は受けにくい農産物ですが、鹿の絶対数の増加により、春先に芽吹いた若葉が鹿による食害を受け、枯死する被害を受けているものと認識しております。  今後の対策としましては、水田と同様に、有害鳥獣駆除による個体数の削減と防護柵による団地全体での侵入防止を推進してまいります。  次に二項目め、土砂災害防止対策についての二点目、市内にある危険なため池の現状並びに維持管理できない不要なため池への対策は、についてですが、本年三月末時点で、本市には農業用ため池が三百五池あります。そのうち、堤体の崩壊等が発生した場合に、下流の家屋へ影響を及ぼすおそれのある防災重点農業用ため池に指定されているものは百八十一池あります。  平成三十年七月の西日本豪雨の際、広島県でため池の決壊により、幼い命が奪われる被害が発生したことを受け、国からため池対策の方針が示されました。  それにより、防災重点ため池の見直しや、緊急時に迅速な避難行動につなげるためのため池ハザードマップの作成推進と指導や災害時の体制強化のために、県への管理者登録等の取組を行っております。  さらに、本年五月には、大分県ため池保全サポートセンターが開設され、専門スタッフによるため池管理者への相談対応や現地での助言などの支援が始まっています。  梅雨前には、管理者へサポートセンターから状況把握のアンケート調査が行われ、管理上不安な箇所があるため池については、サポートセンター、県、市合同で現地確認を行い、状況によっては、低水管理等の安全確保に努めてもらうよう助言を行っております。  また、十分な維持管理ができないため池や不要なため池への対策については、管理者並びに耕作者等の地元関係者の要望があれば、貯水機能をなくすための堤体の開削や、埋立てによる廃池の事業に取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)次に、三項目めの市営住宅管理についてを、建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  三項目め、市営住宅の管理についての一点目、市が管理する公営住宅の管理戸数と空き部屋の戸数は、についてですが、本年四月一日時点での管理戸数は、市営住宅八十四団地、千五百九十九戸で、九月一日時点の空き部屋の戸数は六百六十一戸となっております。  二点目、空き部屋を見学した際にごみが散乱し、非常に汚かったと聞いたが、現状は、また、入居者が退去後の維持管理は、についてですが、退去後の空き部屋等の管理については、清掃、剪定及び草刈り等を委託業者や職員が直接行うなどして維持管理に努めております。  空き部屋の見学につきましては、通常、整備及び清掃を終えた後、広報うさ及びホームページ等で一般募集を行っている部屋を見学していただいております。  また、中堅所得者世帯を対象とした特定公共賃貸住宅等については、随時見学を行っており、案内に際しては、整備、清掃が未了の場合でも、未了であることを伝えた上で、見学していただくこともあります。  議員御指摘のごみが散乱していたことにつきましては、今後このようなことのないよう、空き部屋の管理を徹底してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)最後に、四項目めの放課後児童クラブの施設整備についてを、福祉保健部長 岡部輝明君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)福祉保健部長の岡部でございます。九番 河野議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、放課後児童クラブの施設整備について、院内中部放課後児童クラブは、空調設備等の老朽化により、室内温度が上がり、早急な対応が必要と考えるが市の見解は、についてですが、院内中部放課後児童クラブは、平成二十七年四月に開所し、クラブ室は、市所有のプレハブの建物を利活用しております。本年度、当クラブから、空調の故障等はないものの、新型コロナウイルス感染防止対策としての小まめな換気により適温が保てないことから、空調機器の追加設置についての要望が出されております。  市といたしましては、利用児童及び支援員の健康に配慮するため、早急に対応してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯副議長(井本裕明君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  九番 河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)それでは、再質問させていただきます。まず、院内のゆずの件からです。  先ほど答弁にあったように、もう年々減少傾向にはあっているんですが、現在、出荷量、それから販売量で、ゆずの加工品、それから青果、青玉、黄玉、いろいろあるんですけど、加工品の占める割合というのは、どれぐらい、分かりますか。 ◯副議長(井本裕明君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)農政課長の久保です。再質問にお答えします。  加工を占める割合がですね、ほぼ九割強ぐらいが加工用に出回っているような状態となっております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)加工を占める割合、加工用が占める割合が多くなるということは、単価も安いので、どうしても販売金額的にはもう下がってくるということなんでしょう。なかなか青果の需要というのは下がってきているんですかね。 ◯副議長(井本裕明君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  青果の割合につきましては、量で言いますと、約二十トンぐらいで近年は横ばい傾向で推移している状態です。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)生産者も減ってきているんですけど、令和元年と二年を比較したときに、栽培面積が約一ヘク、それから、栽培戸数といいますか、生産者戸数は変わってないんですけど、一ヘク増えたというのは、新たな新植をしたということでしょう。 ◯副議長(井本裕明君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  これは既存の農家の方が、規模拡大ということで新たな新植をしたことによる作付面積の拡大となっております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)例えば新植した場合、補助金というか、どういった補助があるんですか。 ◯副議長(井本裕明君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  新植、改植等の事業につきましては、大分県園芸振興基金協会というところが窓口となっておりまして、そちらのほうで新植、改植等の事業を取り扱っております。ちなみにですが、新植を行った場合は反当二十一万円。改植を行った場合が二十三万円。  それから、これ、植え付けた後すぐに実がとれない、収入にはなりませんので、そういった未収期間を四年間ほど最大見てくださっております。最大ですが、年当たり、反当五万五千円が支援されるような事業を組立てていただいているところです。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)あとですね、生産者の戸数の中に、法人が何社ぐらい入っているんですか。 ◯副議長(井本裕明君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)法人につきましては、これは他産業からの企業参入という形態になるんですが、市内において、現在ゆずに関するもので、三社ほど進出していただいております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)ゆずに関してはですね、年々生産量が減っているんですけど、どうしても、生産者の高齢化、それから後継者不足で致し方ないところもあるんですけど、以前は大分県の院内町のゆずというのは西日本有数というふうな名目だったんですけど、実質、今、全国のシェアを見てみますと、一位が高知県、これはもう県下挙げてゆずの生産取り組んでいるんですけども、これが全国のシェアの半分、約五割。続いて、同じ四国の徳島、愛媛ということで、今大分県は、ちょっとこれ二〇一八年なんで、今は現状変わっているかもしれませんが、六位、ちなみに県全体で七百五十七トンということで、年々シェアも低くなる、生産量も落ちているんかなとそんなふうに感じます。  そんな中で、高齢化、それから後継者問題が課題があるんですけど、今後ですね、今三社法人があると聞いたんですけど、法人の担う役割というのが大きくなってくるんじゃないかと思うんですけど、その辺、市としてどういった考えを持っていますか。 ◯副議長(井本裕明君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  先ほど申しましたように、企業参入という格好で三社ほど進出していただいております。現在三社合わせてなんですが、栽培面積として約三町二反ほど、三・二ヘクほど作付面積があります。  また、この三社においては、規模拡大の施行するところが強くて、約一町前後になろうかと思うんですが、規模拡大計画をして、それに向けての取組も進めているところです。  ですから、そういった法人を核としました、規模拡大に伴うところでの荒廃園地や耕作放棄地の解消。また、そこでの雇用の創出、そして雇用の中からの新たな地域の担い手づくりといったものを、そういった企業さんと連携をしながら、取り組んでいって、先ほど言いました全国的に第六位という知名度のさらなる発展を目指していきたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)需要も、これから見込まれる部分もあるということなので、ぜひですね、法人、それから生産者、行政、一体となってですね、取り組んでいただきたいと、そんなふうに思います。  それから、鳥獣被害の件なんですが、春先に芽吹いた若葉を鹿の食害と答弁だったんですけど、実際ですね、もう若葉じゃなくて、木の、何て言うか、樹木自体、元のほうの皮を剥ぐような被害が結構増えているんですけど、そういった部分の対策というのは何か考えられますか。 ◯副議長(井本裕明君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下でございます。再質問にお答えいたします。  被害防止策といたしましては、補助事業がありまして、国庫補助、県補助、市の単独事業と三つ事業があります。  国庫補助につきましては、集落全体の農地を鳥獣被害から守るために、鉄線柵を設置する事業に資材を無償で貸与し、集落が設置管理を行うものがございます。  県の補助事業につきましては、千メートル以上の鉄線柵を設置する場合、もしくは、農家個人が二百メートル以上の電気柵等を設置する場合の購入費に対して三分の二を補助するものがございます。  また、市の補助といたしましては、国や県の補助に対応できないもので、購入費の三分の二を補助するものがございます。  また、近年、鹿による被害防止策といたしまして、鹿用に設置している分のかさ増しを行う分に対しても、資材費の補助を三分の二で行っている事業がございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)大体、一般的な農地の分の補助と一緒ということで、例えばこのゆず団地を鹿の防護柵で囲むとしたら、かなりの面積、距離とかなるんですけど、これを生産者が材料は補助で賄えるとして、例えば、何て言うんですかね。実際に、設置する作業というのが、なかなか生産者のほうで難しいときがあるんですけど、その辺の一部補助、どこかの企業に委託して、その分の一部的な補助ということは考えられないんでしょうか。 ◯副議長(井本裕明君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)再質問にお答えします。  先ほど林業水産課のほうの所管する事業の内容を御説明しまして、議員さん御指摘の設置に係る部分の経費については、先ほど言いました国県市の事業ではなかなか現状では難しいというような状況を聞いております。  そういったお話がありまして、農政サイドで、現状今考えているところなんですが、ちょっと対象農地の状況、それから、その集落の状況等もあるんですが、一度、そういった被害の対象地をですね、この場所、この場所というのをお教えいただいて、私ども農政サイドのほうで、その防護柵に係る、設置に係る経費が、幾らかでも支援できるようなものにならないかというふうに考えておりますんで、現状地の確認を、まずは一緒に、園地の方から、お教えいただければなと考えておりますんで、おつなぎいただきながら、私どもも検討していって考えてまいりたいと思っております。
     以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)ぜひ、よろしくお願いしときます。そのとき私も一緒にお伺いしますので。  はい、次ですね、土砂災害の関係です。  先ほど答弁のあったように、警戒区域の大半がもう特別警戒区域になるでしょう、ですね。千二百四十三か所のうち千百十九か所ということで。今当然、斜面の、先ほど、本年度は急傾斜地の事業が、市では五地区、県では八地区ということで、今現状として、完了したとこ、それからまだ未完了のところでどれぐらいあるんですか。 ◯副議長(井本裕明君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。河野議員の再質問にお答えいたします。  現在までに整備が完了したところという質問でございますが、今現在、宇佐市が実施した急傾斜地崩壊対策事業につきましては、四十三地区完了させていただいております。県につきましては、三十七地区整備が完了しているということになっております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)この対象地区の選定といいますか、何かこう当然危険度とかの状況もあるんでしょうけど、何かあれがある、優先順位的なものがあるんですか。 ◯副議長(井本裕明君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  少し説明をさせていただきたいのですが、今回、質問ございました土砂災害警戒区域、そして土砂災害特別警戒区域につきましては、今回、土砂災害防止法に基づきまして、航空写真でまず見て、地形が急なところ、そういったものを、県のほうが指定をしまして、現地確認をして、告示をして、そちらについて危険であるということで、まず、ハザードマップ、そして、また、そこで開発をする場合と造成するときに規制をかけるといった形になっておりまして、その地区が、先ほど申しました千二百四十三か所、そしてそのうち特別警戒区域が千百十九か所というふうになっております。  先ほど申しました、対策を行っている箇所については、これにつきましては、砂防三法といいまして、まず、砂防法という土砂災害から防ぐための対策のハード事業、そして地滑り防止法といいまして、地滑りを対策する、これもハード事業、そしてあと急傾斜の崩壊を防ぐための法律がございます。この三つを砂防三法といいまして、その中で対策を行った箇所が、先ほど申しました県が三十七地区となっております。ですので、県が急傾斜を行わないといけないという箇所が百三十六か所のうち百十五か所が対策を要しないといけないと、やらないといけないと。これは、民家が五件以上、または、福祉施設、学校施設、そういった公共の場がある箇所を要対策箇所として、百十五か所を指定をしております。その中で三十七か所、県が今対策したというふうになっております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)ありがとうございます。  あとですね、こういった危険箇所には属さない部分で、道路ののり面とか、農地ののり面とか、非常に壊れやすい状況になっているところの、例えば予防的措置対策というのは何か手段があるのか。 ◯副議長(井本裕明君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  議員おっしゃるように、予防対策につきましては、今まではそういった事業はなかったのですが、防災減災、国土強靱化ということで、国のほうが、現在五か年加速化対策ということで、令和七年までに、のり面対策、また道路の老朽化対策、橋梁補修等も含めてですけど、そういったものに力を入れることが可能という事業をつくっていただきましたので、もしそういった要望がございましたら、当課のほうへ連絡いただければと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)例年、大雨も多くなってますんで、なかなか不安に思っている方も多くいらっしゃるようです。また、何かありましたら、御相談させていただきますので、また、よろしくお願いいたします。  次、三番目ですね、市営住宅の件です。  市営住宅八十四団地、千五百九十九戸で、九月一日時点で空き部屋が六百六十一戸。かなりの戸数なんですけど、全ての住宅を管理するっちゅうのは大変なこととは思うんですが、先ほど、一般の住宅、一般の住宅といいますか、退去後の空き部屋の管理については、清掃、剪定及び草刈りを委託業者、それから職員が直接行うという形で維持管理しているということですけど、委託業者というのは、どこに、何社かあるんですか。 ◯副議長(井本裕明君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)建築住宅課長の畑迫です。再質問にお答えいたします。  委託業者は、主に剪定等に市に登録している業者のほうにお願いをしております。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)空き部屋の清掃ですけど、これは退去した場合は退去者が当然一回清掃しますよね。普通は。だけど、なかなかしてない場合もあるということで、その時点で清掃が入るんですか。 ◯副議長(井本裕明君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)再質問にお答えいたします。  通常はですね、退去をしたときは、退去者立会いの下に退去検査のほうをしております。そのときに、設備とか畳、襖等の状況を確認して、当然不要のものが残っていれば片づけていただいております。  特に、その職員等で持ち帰るごみ等があった場合は袋に入れて片づけることもあるのではないか、そういうこともあるんですが、今回は、これがその前になっていたことも考えられるんですが、いずれにしても、ごみが残っていたので、今後はこのようなないように注意をしてまいります。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)あと草刈りの場合はですね、委託業者にお願いしている場合というのは、これどういった契約といいますかね、何回にするとかいう契約はあるんですか。 ◯副議長(井本裕明君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)再質問にお答えいたします。  大体、シルバー人材センターのほうに、定期的に毎月お願いをしている中から、その中で、今日はどこそこの住宅に行ってくださいというふうにお願いをすることもありますし、そこで間に合わないときは、特別に剪定業者のほうに依頼をして切っていただいております。特に、急ぐような場合であれば、職員が行って切ることもあります。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)なかなか行き届かない。戸数も多いので、難しいとこもあるんでしょうけど、答弁にあった中堅所得者世帯、これ特定公共賃貸住宅、これ随時見学受け付けているということで、特に、こういった住宅は、若い世代、定住促進のためにもですね、随時受付しているんですけども、こういったところは、特にですね、やはり常日頃からの掃除が必要ではないかと思うんですけど、正直、ついこの間も見に行ったんですけど、草ぼうぼうでした。中もまだ汚れてました。やっぱあれじゃ見学させられないんじゃないかと思うんですけど。 ◯副議長(井本裕明君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)議員御指摘のとおりなんですが、特定公共賃貸住宅については、特に、随時に申入れがあればですね、見学をされていることもあります。そのときには、前もって、まだ掃除のほうが未了でありますとか、そういうことを伝えた上で見学をしていただいておりますが、室内が汚れていたりだとか、草むしりが行き届いてなかったりだとか、せっかく見学していただいているのに、その見学の意欲をなくしてしまうようなことがあってはなりませんので、今後は注意していきたいと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)単純に考えて、居室の掃除は、退去後、もし汚れてれば一回すれば済むんじゃないかという感じなんですよ。草刈りについては、それは年何回かしないと難しい。だけど、どう考えても、何か対応する気がないんじゃないかとしか捉えられないんです。 ◯副議長(井本裕明君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)再質問にお答えいたします。  清掃の場合は、一般に広報で公募を行っている場合は、シルバー人材センターさんのほうにお願いをして清掃をしていただいております。特公賃のほうは、なるべく早めに清掃したいところもあるんですけど、なかなか事務の追いつかないところもございますので、何かちょっと後回しになってしまうこともあるんですが、今後そのようなことがないように徹底していきたいと思います。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)せっかく若い方が帰ってきて借りる。そこに住みたいという、先ほど課長も言ったように、意欲がなくなるようなことじゃ、何のための住宅か。意味がないので、今現在汚れているようなところがあれば、早急な対応をお願いしたいとそんなふうに思います。  はい。それでは、最後、院内中部放課後児童クラブの件ですけど、今回、担当課のほうで、現地を確認していただいたと思うんですけど、率直な感想といいますか、どう感じたのか。 ◯副議長(井本裕明君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。九番 河野議員の再質問にお答えいたします。  先月ですね、現地の調査のほうに伺っております。  施設はですね、南側と北側に広い窓がありまして、日の当たりが大変よいのですが、夏は暑く、南側の日差しを和らげるために、グリーンカーテンやテントを設置していらっしゃいました。冬には、そういった問題はないというふうにお伺いしています。  それとですね、すいません。それとですね、小まめなですね、換気を心がけていただいておりまして、エアコン二台と扇風機五台をフル活用していただいておりました。  このようにですね、児童クラブの支援員の方々が感染防止対策に御尽力いただいておりまして、大変頭の下がる思いでございます。  以上です。 ◯副議長(井本裕明君)河野睦夫君。 ◯九番(河野睦夫君)プレハブで、何年か前にも、暑くなるので、天井というか、屋根の隙間をつくるとかいう部分の対策を取っていただいたんですけど、それでも、もう近年の猛暑、あと換気の問題もあって、非常に高温になるということで、もう先ほど答弁もあったように、早急な対応をしていただくということで、答えをいただきましたので、それはそれで全然いいんですけど、なるべく早急な対応をお願いしたいとそんなふうに思います。  はい。三時過ぎましたので、私の質問はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。 ◯副議長(井本裕明君)以上で、河野睦夫議員の一般質問を終結いたします。  傍聴席の議員の皆様は、自席へお戻りください。  ただいま、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日九日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局より発言の申出がありますので、許します。  議会事務局長 河野洋一君。 ◯議会事務局長(河野洋一君)皆さん、お疲れさまでございます。議会事務局長の河野でございます。  議案質疑についてお知らせいたします。  議案質疑の通告は、九月十日の午前十時までとなっております。  議案質疑は通告なしでも行うことは可能でありますが、的確な説明をさせていただくため、議案等に対する質疑がございましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。  なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては、質疑を控えると内規及び先例に規定しておりますので、御注意ください。  以上でございます。 ◯副議長(井本裕明君)それでは、本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり、御苦労さまでございました。お疲れでした。                      散会 午後三時〇八分 宇佐市議会...